ミートボールとナポレターナなピザの昼

ミートボールを食べたくって、どこに行ったらあるかなぁ…、と。
いっそ作るか…、って思いながら新宿に出る。
時間はランチタイムがはじまったとこ。そうだ、あそこにあったはず…、と、新宿バスタの一階にある800°ディグリーズナポリタンピッツェリアにやってくる。
ボヤボヤしてると行列になる。開店間もなく、だからすんなり案内される。
カウンターで自分の好みの具材を選び作ってもらうピザの店です。色とりどりの野菜なんかが並ぶ景色はサラダバーのような雰囲気。
まず生地がのばされてソースをほどこし、モツァレラチーズにバジルの葉っぱ。マルゲリータをベースにしそこに具材を足していくという趣向。お店の人のにこやかなること。そしてテキパキ、手際いいことにワクワクします。

ナポリ風といいながら、パイナップルやスイートコーンなんてものまで揃っているのが自由なところ。しかも最近では、九条葱やちりめん山椒、万願寺とうがらしと日本的なるトッピングまで揃っていたりするのもたのしい。
とは言え、トマトソースにあうものを…、と、あれこれのっける。

まずはペパロニ。薄くスライスしてたっぷりと。
トマトソースで煮込んだイイダコ。ゴルゴンゾーラのチーズをちぎってちらしてもらい、ローストガーリックとハラペニョのっけてあとは焼くだけ。
大きなピザ窯が2つあり、それで次々焼かれてく。
サイドの料理や飲み物を注文をしてお金を払う。そのままちょっとカウンターの一番端っこでまってるとピザやサラダのような料理は出来上がる。
こうしてみるとピザってファストフードなんだなぁ…、だって、ピザ窯の中に入れればあっという間だものね。
ただ値段はというとファストフードじゃない値段というのがある意味、商売としてはオモシロイ。こんがり焼けたピザの表面、ソースがグツグツしながら出て来る。生地はおいしげに焼けていて、ただのっけたときに大きかった具材がみんな焼かれて縮んでいるのに笑っちゃう。

端の部分はさっくり。
歯切れのよい仕上がりで、塩と小麦の風味がおいしい。薪で焼き上げたからなんでしょう…、焦げた香りが口に広がる。
さっくり歯切れて口の中で噛んでくうちにもったり粘っていくのもたのしい。
モツァレラチーズのコクに混じってゴルゴンゾーラの香りと旨み。
そしてときおりピリリと痺れるような感じがよきアクセント。
ゴルゴンゾーラがある場所が口に入ると、何か特別な味がしてくる。
モツァレラなしでゴルゴンゾーラをトリプルボリュームで作ってみるのもいいかなぁ…、って思ったりする。オキニイリ。

ハラペニョのどっしりとした辛さとタコのコリコリとしたたのしい食感。ローストガーリックが口でとろける感じも旨い。トマトソースがのっかった場所はトゥルンと小麦粉生地がやわらかでスベスベしているところもおいしい。

サイドの料理を3つもらった。カラマリフリットはイタリア料理のお店であれば必ずたのんでしまうオキニイリ。よく揚がってて足の吸盤がガリガリ、胴体部分はムチュンとやわらか。スパークリングレモネードと一緒にパクリ。
しばらくしてからお待たせしましたとミートボールとサラダがくる。
松の実とチーズがたっぷり混ざったふっくらミートボール。トマトソースの中で煮込まれグツグツ熱い。トマトソースは酸味がいきいき、スッキリ味で肉の旨みが滲み出す。ケールとルッコラのサラダの中にはモツァレラチーズがたっぷりまざり、昼のお腹が満たされる。

 

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