マンゴーツリーで海のガパオライス

東京に帰ってまず打ち合わせ。
エクセルシオールカフェによる。
ドトールコーヒー系のカフェ。
セルフサービス。コーヒーのラインアップもほぼ同じだけど、エスプレッソ系の飲み物はボタンひとつじゃなくプシューッと蒸気で作って提供。
スターバーックスとドトールコーヒーのちょうど真ん中みたいな感じがほどよい雰囲気。

ハーブティーやスムージーなんかが最近充実。
ミントティーをホットでってお願いしたのに、なぜだかできてきたのがブレンドコーヒー。
お店の人の聞き間違いか、ボクの発音が悪かったのか…、あるいはボクがミントティーなど飲みそうにないおじさんだって思われたのか(笑)。
しょうがないからコーヒー飲んだ。そしたらこれが案外おいしくビックリしました。オモシロイ。

家に帰る前に軽く晩御飯。駅の中にあるお店の中から探す。
仙臺牛たんを食べようと思うもお店の前にはスゴい行列。しかもウェイティングのための整理券発行機の使い方がわからなくって、並ぶの断念。おじさん、最新テクノロジにはいささか戸惑う(笑)。
寿司にしようかと思うももうすこしガツンとお腹に響くモノを食べたく、それでタイ料理。マンゴーツリーのデリがあり、そのイートインコーナーでガパオライスを食べることにする。開業当初はガパオライスの専門店としたはじまった。今ではタイ風のスープ麺も扱っていてそっちの方が人気がでてる。さすが日本人は世界有数の麺好き国民。

ただ本格的なキッチンのないお店です。
テイクアウト用の料理を電子レンジであっため提供するのがココのスタイル。
スープ麺もコンビニエンスストアのチルドの麺とおんなじ。
その割にはあっと驚く値段がついてて、家賃の高い場所で食事をするとはこういうコトをいうのだろうなぁ…、と思いながらもガパオライスを選んでたのむ。
そちらも同じくレンチンです。

ただ、何種類ものガパオライスが用意されててそのひとつ。シーフードガパオライスっていうのが好きで、しかも他に例を見ない。
刻んだエビにイカのゲソ。小柱を野菜と一緒に炒め煮をした具材がたっぷりご飯の上にかかって出てくる。
シーフードの旨味や香りが印象的で、なによりコリコリクニュクニュ、海の幸に独特の食感たのしく味も濃厚。ほどよき辛さが具材の旨味を引き立てている。
テーブルの上にはタイ料理独特の調味料が4種類。お酢に砂糖にナンプラー。細かく刻んだ赤唐辛子。お酢と赤唐辛子を使って好みの味にする。ボクの隣で東南アジアの人たちがグラニュー糖をバサバサかけて食べていたけど、旨いんだろうなぁ…、ボクは怖くてできないけれど(笑)。

ジャスミンライスに小さな目玉焼きが添えられます。ジャスミンライスの不思議な香り。それと一緒になってはじめて完成するのがガパオライスというモノなんでしょう。日本の香りのひ弱な米は負けてしまうに違いない、ハーブ、スパイスの力強さを堪能します。
目玉焼きの黄身はほどよき半熟で、赤唐辛子で疲れた舌には驚くほどに甘く感じる。
一緒に小さなトムヤムクンをもらって飲んだ。最近、メニューにくわわったようで甘酸っぱくって香り爽やか。エビが入っているのだけれど、そのエビ。加水をまるでしてない正直なモノ。こういうところがこの店のいいところかも…、って思ったりした。

 

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コメント

  1. kiko

    サカキさん
    今日は共感することが多く立て続けに恐縮です。
    日本がお米不足になった時の影響か、タイマイは美味しくないと言う人がたまにいるので、和食のおかずに合わせても美味しくないですよと伝えます。
    そういう方は大抵タイ料理やベトナム料理などに興味がない方たちですが。笑
    私はジャスミンライス(?)のもち米が大好きです。

    • サカキシンイチロウ

      Kikoさん
      ジャスミンライスのもち米…、おいしいですよね。蒸したのを指でお団子のようにしてカレーと一緒に食べると、スベスベ、もちもち、そしてはらりといろんな食感がたのしめる。
      日本のお米がすべてではない、多様で多彩な世界をもっと積極的にたのしまないともったいないですよね。

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