マクドナルドの朝、料理がが前後逆になっていました

マクドナルドでひさしぶりの朝。
新宿駅の南口の近くにある店。タカシマヤの目の前にあるといえばいいロケーション。でもその実際は場外馬券売り場の横といった方がぴったりの、場末感がプンプン漂いエリア。
そしてその場末感にピタッとマクドナルドという店がハマっているのがまず切ない。こんなところのマクドナルドには、子供は連れていけないなぁ…、かつて週末のマクドナルドは子供が王様、お姫様になれた場所。郊外にいけば今でもそういうマクドナルドがあるんだろうか…、どうなんだろう。クリスマスや正月といった世間が華やかモードになる時期のマクドナルドはしみじみさみしい。カウンターに並んだ人たちの後ろ姿もどこかさみしげ。しょうがない。
ソーセージエッグマフィンをセットにし、ハッシュブラウンとミルクを選んだ。朝ご飯。

手渡されたトレイの上に並んだ商品。どれもが前後、逆方向に置かれていました。
商品を並べた人から見て正面の状態で置かれてて、さぁ、食べようと思うとあれってことになる。トレイを前後逆にすればいいのだろうけどそうするとトレイに敷いた求人募集の広告が前後ろになっちゃう。
目くじら立てることじゃない程度の間違いでしょう。そういうことを気にしない人も多いのだろうと思うのだけど、こういう部分まで含めて仕組みになっていないとチェーン店としてはいささか粗末と感じる。前後を置き換えホッとする。
それにしてもチェーンストアに来るとテーブルやトレイの上が騒々しいのがちょっと嫌。すかいらーく系のお店に行くとテーブルにベタベタメニューを貼り付けてる。「買え、買え、もっと食え」と命令されてるみたいでつらい。マフィンを包んだ紙を広げて広告隠して、さぁ、食べる。

まずソーセージエッグマフィンから。
随分、急いで作ったんだなぁ…、って思わせる斜に構えた姿勢を少々矯正。
かつてがっしりとして噛むとパラパラとうもろこしの粉が口の中を引っ掻くような騒々しさがおいしかったマフィンはふっくら。
このやわらかさにも随分慣れた。
ソーセージパテはジューシー。
独特のスパイス臭は相変わらずで一時期、どうしようかと思うほどに塩からかった味もやさしくなった。目玉焼きの状態も悪くなくチーズも程よい。
つまり文句を言いはじめたらキリがないけど、これはこれで十分おいしいと思える水準。いろんな経営努力がこうして現場の状態を良くすることにつながっていく。マクドナルドという会社の底力だなぁ…、と感心します。

ハッシュブラウンもミニチュアサイズからミニサイズくらいには大きくなった。ちょっと油っこいのかなぁ…。昔、マクドナルドでハッシュブラウンをはじめて食べたときは、芋がなんでこんなにおいしくなるんだと魔法を感じた。慣れてしまったからか、それともその頃のハッシュブラウンと違ったものになっちゃったからか、魔法が解けたカボチャのように感じてしまう。
マフィンに挟んで食べたらどうよ…、と挟んでカプッ。口の中が騒々しくなる感じはおいしく、でもスゴく体に悪いものを食べてる感じが半端なく、ハッシュブラウンを救い出し別に食した。トレイの上に残った紙は小さく畳んでハッシュブラウンの袋に詰める。ミルクのパッケージも小さくすればひとつにまとまる。ストローだけは燃えないゴミ。朝のコト。

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