マイティ・ソー:バトルロイヤル

映画を觀ます。
ひさしぶりの4DMX。映像にあわせてシートがガタガタドスンと動くタイプの3D映画であります。お題目はマイティ・ソーの新作で、アメコミの実写版です。
一作目からずっと見ている。
結構人気があってこれで三作目。
主人公のソーはアベンジャーズなんかにも出演してるから結構、見慣れたキャラクター。
ブロンドの長髪をふりみだし、ハンマーをブルブルぶんまわして空を飛んだり、それで敵をやっつけたりとかなりバーバリアンな感じの役どころで男性ホルモン過多にして脳味噌の半分くらいが筋肉化した…、つまりアメフトの選手みたいでアメリカ人的にはわかりやすい性格なんでしょう。
ちなみに彼。
神様です。
神話の世界と現実の世界が混じりあうのがこの物語の醍醐味だったのだけど、この続編はほぼ神々の世界で話が完結しちゃう。
だから見ていてちょっとつまんない。
彼が盛大に壊していく世界は、どこにも存在しない世界でだから安心していてみられるんだもの。

彼には弟がいます。
ひょろひょろしていて黒髪カールの優男。
演じているのはトム・ヒドルストンでモテはするけど嘘つきです。見た目がそう言っているから彼が嘘をついても意外感なく、こういう部分がどこか日本のテレビの2時間ドラマのようでもある。

2人はずっと喧嘩してます。
彼らの世界が危機のときでも喧嘩していて、そういう場合じゃないだろう…、と思うのだけど喧嘩する。
その喧嘩に巻き込まれながらも彼らと一緒に世界を救う役どころを演じる女優。褐色の肌でずんぐりむっくり。ヒスパニック系にもアフリカ系にもみえる小柄な女性で、宇宙人に向けて無駄にダダダと弾や光線を発射するのはこういう姿形の女子だったりする。わかりやすい。

そんな喧嘩ばかりしている2人が、それでも一人の敵に立ち向かう。その敵がケイトブランシェット。ナチの将校だとか妖精の親玉だったり、神がかったキツめの女をやらせたら当代一の彼女がここでも猛烈なキャラクターを演じてる。マーベル系のあんなキャラやらこんなキャラがそこに混じって、無駄に豪華な戦いをする…、という映画であります。アメリカ人のようにたのしみました(笑)…、果たして3D である必要があったんだろうかとただそれだけが不思議なところ。わからない。

コメント

  1. AO

    ロキを演じているのはトム・ヒドルストンですよ。

    • サカキシンイチロウ

      AOさん
      本当だ。そうでした。直しておきますね…、ありがとうございます。

  2. blue

    これ、本当はバトルロイヤルじゃなくてラグナロクって言うサブタイトルなんですよね。。
    最近の配給会社の、勝手なタイトル変更の連発には僻遠します。。

    • サカキシンイチロウ

      blueさん
      そうなんです。神々の戦いをバトルロイヤルと表現してしまえる感度の鈍さ。そして言葉選びの安っぽさに辟易してしまいます。

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