ブリトー、天ぷら、おつな寿司

金曜夕方、ちょっと仕事で六本木。仕事を終えて、小腹すかせて虫養いを探して歩く。
そうだ、ブリトー食べようと「フリホーレス」にやってきた。
東京の中のアメリカみたいな場所であります。ブリトーという売ってるものがまずアメリカで、働いている人たちもみんな帰国子女系かあるいはアメリカ系の人たちで、やってくるお客様もアメリカ由来の人たちで、だから標準語が英語という店。
東京の小さなアメリカと言ってもいい六本木という街の縮図のような店。

ちなみに入っている商業施設はピラミデというバブルの真っ只中に完成した場所。
ガラスのピラミッドの下にはプール。ベンツが1台買えるくらいの入会金が話題になった高級ジムがありました。そこも今では大衆的なチェーンのジムと、時代の儚さを感じる有様。
そう言えば、ロイヤルホストが高級レストランを出していました。
みんな夢見ていた時代の名残りのココも今ではひっそり静か。

そんな場所にブリトーを売るお店ができたというのも時代の流れでしょうか。
カウンターの一番端っこでたのむとトルティアをあっためて、好みの具材を選んでそれをトルティアの上にのせていく。ソースの種類で辛さが決まり、チキン、ビーフやポークを選ぶ。山盛りの具材をグルンと生地で包んで筒状にする。アルミホイルで包んで完成。ルートビアをお供にもらってバクリと大きな口開け頬張る。

小麦粉の生地がパンパンに膨らみできた大きな筒。
手にズッシリとかなり重たい。
千切りにしたレタスが野菜のメインをなして、小豆をブイヨンで煮たものやトマトのサルサ。ワカモレ、それからハラペニョと具材たっぷり。
固めに炊いたご飯も入って、食べごたえがあるのがたのしい。
肉は2種類。
グリルチキンとチリで煮込んだ牛肉どっさり。
ソース類がみずみずしいから、口が潤う感じがするので食べやすい。
チョップドサラダのように混ぜてはいないので、食べるところでレタスの食感を感じたり、ワカモレメインでとろけたり。あるいは肉がガツンと奥歯を叩いたりと、いろんな食感たのしめるのがとてもたのしい。
小腹を満たそうと選んだこれが、小腹以上の分量あってそれもまたよし。ルートビアと一緒にお腹に流し込み、アメリカ気分に浸って席を経ちました。

 

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四谷三丁目に帰ってちょっと友人と会う。
信濃町から四谷三丁目にかけて住んでいたり勤めていたりする人たちの飲み会に、ちろっと乱入。
場所は天ぷらのITOIであります。
天ぷらの店としてはちょっと変わった造りに商品構成で、けれどみんなでわいわい飲むのにたのしいお店。
天ぷらを肴に酒を飲むとはなんとも大人的…、って思いながらスルメの天ぷらやパクチーとエビのかき揚げなんざをつまんでグビリ。ボクのよく知る外食産業とはまるで違った業界の人。けれど今の時代におけるいろんな課題や問題はよく似てるんだと思って会話はどんどんはずむ。気づけば日付が変わる手前でござんした。

 

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よく飲み、沢山しゃべって、沢山笑った。けれどあんまり食べはしないで夜中の手前。そんなことになるんじゃないかと思って六本木で夜食買っておりました。
おつな寿司のお稲荷さんと穴子巻き。油揚げを裏返し柚子の風味のシャリをくるんだお稲荷さんは甘み控えめ。ちょっと塩の味が強くて酒のツマミになったりもする。穴子の寿司はタレがおいしくキュウリがカリッと食感、風味を整える。伊勢うどんを湯がいて甘いタレにからめてズルンと食べて、お腹温め寝る準備。

 

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