フィレオフィッシュにマクナゲットなマクダーナル
昨日、マクドナルドの映画を観たからマクドナルドにやってきてみた。
朝の時間帯。アーケード街の中の店で、街そのものがにぎわっている。だからお店も結構にぎやか。とは言えそこを満たす人たちがお年寄りたち。のんびり朝の時間をすごしていらっしゃる。
そもそもマクドナルドがスタートしたときは、すぐ提供するかわりに食べたら帰る…、あるいは持って帰って食べてもらうがビジネスモデル。映画の中でも食事をおえてたむろする人たちをいかに追い返すか…、が利益を確保するポイントとだって…。今のマクドナルドには、そのファウンダーの考えがまだ守られているとするなら追い返さなくちゃいけない人がウヨウヨ。つまりすっかり創業当初のマクドナルドとは違った場所になっている。
時代にあわせて変化することは大切なことではあるけど、お客様のニーズの変化に対応する…、といいつつ実は、そうしなくてはもう集客ができなくなってしまったから、というようなコトが結構ある。
マクドナルドをみるとしみじみ、ビジネスってもしかしたらつじつま合わせ?って思ったりする。なやましい。
箱にはいった商品がとっちらかったトレーの様子。
後ろ前に置かれていたり、そもそも正面すらも向けて置かれぬミルクだとかと、料理ではなくモノをトレーにのっけられ着席しました。
フィレオフィッシュにチキンナゲット、それからミルク。
これらの中で創業当初からあったものは、ミルクのみ。
それ以外がマクドナルドが急成長をする過程で生まれた新参者です。
商品を絞り込むことでスピードアップし、品質管理を徹底したマクドナルド。
もともと幅広いメニューを提供していたけど、ハンバーガーとフレンチフライ、ミルクシェイクで87%の売上があるのだから、13%をなくしても今のお客様は満足するはず…、とそれでできたのが原始マクドナルドというコンセプト…、だったはずです。
それがいつしか「今のお客様の満足」だけではまかなえないほど、お店が増えて結局、今のような姿になってしまった。今じゃ、ポケモンまでが店の商品だったりするもの(笑)。
フィレオフィッシュが登場したのは健康志向に対応するため。
肉ではなくて魚を食べるのがブームになった時代の産物。
とはいえ、揚げた魚が果たして健康的か…、と思って逡巡していたら世界一にはなれなかった。
当時、アメリカで勢力を伸ばしつつあったフィッシュアンドチップのチェーン店を叩き潰すことがおそらく、健康志向対応商品の本当の狙いで、見事役目を果たして今では、ずっと昔からマクドナルドにあったかのような顔をしている。
それにしても…。他の商品のご多分に漏れず、おいしくなくなりました。
パンがペトペト。まるで肉まんみたいな感じで、魚のフライには味も風味もなくなった。これでもかって塗ったタルタルソースが唯一味の手がかりで、つまりボクらはソースと食感を食べているんだ…、というコトでしょう。
映画の中で「フライドチキンを売るか、売らないか」という議論があって、客が喜ぶからってなんでも売ってちゃいけないんだ…、って結論となる。
ところが今ではチキンナゲットってフライドチキンが堂々売られる。客単価をアゲルため、芋をアゲルより鶏をアゲル方がいいからと、客が喜ぶことはしないけど会社が喜ぶコトはよろこんでなんでもしちゃう結果の商品。
しかもこれがお披露目されたとき、ナゲットには5つの形が用意されててどれもが同じ形でないことで、あたかも普通の鶏肉を揚げたように感じてもらえる…、と自慢げにいった。つまりこれが「普通の」鶏肉を揚げたものではないだぞと自ら暴露したようなモノ。
マクドナルドという会社に違和感感じた最初の出来事。このナゲットが「普通の」鶏肉じゃなかったことはそれから20年ほどしてあの衝撃的な映像で周知のものとなったわけです。今朝はいろいろ勉強しました…、体をはった勉強です(笑)。
体をはった。。。に
クスッとしました。
わたしも観ました「ファウンダー」
ふたつの金色のアーチから
「M」のロゴが生まれたんですね。
ファストフードなのに
メニューが実に複雑そうで
オーダーするのも勇気が入りそうです。
映画に出てきた
冷凍じゃない
マクドナルドのフレッシュなハンバーガー♪
食べてみたかったな。
けいたろうさん
ゴールデンアーチ。
低迷したマクドナルドが起死回生のかけた上等なハンバーガーに、ゴールデンアーチと名付けたことがあるんですよね。
でも、やっぱり凍ったパテを使うしかなかった。
考えてみれば、ボクも本当にオリジナルのマクドナルドのハンバーガーを食べたことがない。叶わぬ夢なんだなぁ…、ってしみじみ思いました。