イチジクナマハムシオトコショウトオリーブオイル

仕事終わりに高島屋。東急ハンズでちょっと用事があったものでついでに買い物。
夜のご飯の食材買った。
食品売り場はすっかり秋の装いで、魚売り場が特にニギヤカ。
あれこれ買い物。そして一息。ジェラート食べる。

高島屋の食品売り場の一角にあるジェラテリアで、ココのピスタチオのジェラートは本当においしい。
2種類あって、普通のピスタチオでも十分おいしいのだけれどプレミアムピスタチオのおいしさたるや口の中がきな粉のようなナッツのような、あるいは胡麻のような濃厚な味で満たされ、ユックリとろける。
口溶けまでもがプレミアム。
2種類たのんでコーンに入れてもらうのだけど、もう一種類にちょっと迷った。
チョコレート。ジャンドゥーヤだとかキャラメルだとか濃厚味も捨てがたく、けれどピスタチオが濃厚だからスッキリ味のにしようと、マンダリンレモンを選んで合わせる。
さっぱりとした柑橘系の甘みと香り。酸味の輪郭がしっかりしててピスタチオと一緒に食べるとその両方の良さをひきたておいしく感じる。
甘いものを食べながら、さて、この週末はどう過ごそうか…、と思い巡らす。シアワセ時のオゴチソウ。

金曜日の夜。家でお料理。テキパキ作る。
夕方見つけたイチジクを4つに切って生ハムで巻く。オリーブオイルと胡椒をふって食べるとコレがなんとも旨い。イチジクの甘みと生ハムの塩の味。皮ごと食べると食感確かで、プチプチ奥歯ではぜてハムの脂がトロンととろける。
平貝の立派なのがあり薄切りにして醤油で焼いた。焼きあがったのを海苔で巻き磯辺焼きとして食べる。ムッチリとした平貝独特の食感に強い旨みを海苔がしっかり吸い込んで、ざっくりとした貝にからんでとろけてく。大人のゴチソウ…、冬の味。茹でたじゃがいもを潰して塩と胡椒、バターで下味ととのえにニンジン、キュウリ、玉ねぎ、炒めたベーコン、タイムとマヨネーズ。混ぜて休ませポテトサラダにして食べる。

バーミキュラのライスポットでカレーを炊いた。
具材は玉ねぎ、牛すじ肉にニンジンだけ。
土鍋で仕込んだ牛すじ肉はホロホロとろけて、カレーの旨みを思う存分吸い込んでいる。
ライスポットの低温調理は焦げることなく、水分逃がすこともなく。
長時間炊いても安心。カレーみたいな料理にピッタリ。

お供にフライ。まい泉のヒレかつかって一口大に切っておく。スプーンですくって食べられるカレーのお供によい姿。
高野豆腐をお湯で戻して、よぉく搾ってパン粉をつける。こんがり揚げると高野豆腐がトロンととろけ、揚がったパン粉衣がカサカサ口に散らかるたのしい食感。カレーと一緒に味わって、お腹も満ちた。金曜日。

土曜日の朝。
昨夜のカレーのご飯の残り。
一晩たった土鍋ご飯はパラパラしてて炒めご飯にして食べた。

玉ねぎ、セロリをみじん切りしてにんにく、ベーコンと一緒に炒める。
しっかり味をつけて休ませて別のフライパンで玉子を焼く。ご飯をいれて押し付けながら火を通し、ブラックタイガー、いんげん豆を入れてザザッと。最初に炒めた具材を戻し、最後に高知の干したアオサと醤油を垂らす。香り豊かで熱々の炒めご飯の出来上がり。
ベーコンの風味と野菜の旨み。パラパラ、口で散らかる米の食感がふっくらとした玉子でやわらぐ。ブラックタイガーはブリンと旨い。アオサの香りは鮮やかで朝のお腹がグーッとなる。
お供にサラダ。トマトにキュウリ、ツナのオイル缶をオリーブオイルと塩と胡椒で和えただけ。最後にディルの葉っぱをちらし、体が潤う。オゴチソウ。

コメント

  1. みやはら

    もうおばさんなので、いい加減知恵がついたんですね、お休みの前の日の夕方や夜が一番幸せな時間です。当日はもうあんまりたいしたことないので、「明日は休みー」って思っている時が一番いいですね。まぁ、仕事があるから休みが嬉しいんですよね。豊かな人間でないので仕事無いと鈍いです。どんな時も前向きに生きていけるといいなーと思います。

    • サカキシンイチロウ

      みやはらさん
      自分に戻る時間ってうれしいですよね。そしてそういう時間は人それぞれ。仕事以外に没頭できる、しかも得意なコトがあるってシアワセだなぁ…、って思います。

  2. comfort

    榊様、コメント欄の皆様
    毎回の楽しいブログ、そして素晴しいコメント
    いつも楽しく読んでいます。

    榊様は“超”多忙な御様子なのに
    御自宅で作られる料理が
      品数が多い(しかも、どの料理も美味しそう)
      和・洋・中・エスニック、何でもOK!
      手間がかかっている(手抜きが無い)
      作成中の料理が的確に写真で記録されている
      しかもレシピ付き!
      でも「レシピ集(料理本)」では無い
    のがすごいです。

    その情熱と継続力と技術って「一体どうなってるの?」と思います。

    私、来年還暦のジジイなので今更「料理教室」に通う気も起きませんが
    榊様の料理の写真を見ると簡単な“ように見える”料理を
    作りたくなってしまいます。

    私にとってこの榊様のブログは「男の料理と食事の記録」です。
    (贔屓の引き倒しだったら御免なさい)

    今後とも、末永く拝読させて下さい。

    • サカキシンイチロウ

      comfortさん
      お褒めの言葉、恐悦至極でございます。
      食べることが好きで好きで、でも食べながらこれってどうやって作るんだろう…、って思いながら食べると一層おいしく感じる。
      思ったらやってみないと気がすまないから、結果、料理を作ることをたのしんでしまう。
      でも自分で作るとおいしく感じると同時に、やっぱりプロの料理はスゴいよなぁ…、と次の外食のことを思い浮かべる。
      痩せる暇なしで困っちゃいます。

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