ビフテキ家あずま
打ち合わせの途中でちょっと休憩をする。新宿三丁目のスターバックス。
新宿三丁目には3軒のスターバックスがある。
そのうち2つがなんと丸井の中にある。
ひとつは普通のスターバックス。
もう一軒は、ブラックエプロンスタッフだけが働くブラックエプロンショップ。
どちらも人気で混んでいる。
かつては伊勢丹の中にも小さなスタバが一軒あった。ガーリーなインテリアで、そこオリジナルの商品があったりもして、何度か行った。いつの間にかそれはなくなり、さてもう一軒。
靖国通りに面してはいるけど、町外れ感が漂う小さなお店。でも実は、ココがこの界隈では一番古いお店なんですね。この界隈で古いだけじゃなく日本のスターバックスの歴史の中でも古い方。
お店に入るとエスプレッソマシンの前にスタッフたちの写真がズラリとはられてて、どうしたことかと見るとなんと18周年の記念写真。日本のスタバがはじまったのが1996年、つまり20年前だからかなり古いお店なんだなぁ…、ってあらため思う。
こういう写真を貼りだして、様になるのがスタバという店のステキなところ。
いい意味でのアメリカ的があるんだなぁ…、ってにっこりします。
スティームミルクを作ってもらう。
ヘーゼルナッツシロップを入れてもらって、甘くする。
甘いだけじゃなく、ナッツの香りがミルクの風味を濃厚にして泡も一緒にゴクリと飲むと、泡の形のアイスクリームを飲んでるみたいな気持ちがするのがオキニイリ。
実は一緒にホワイトザッハトルテを食べた。
コーヒー味のスポンジ生地で、チョコレートクリームを挟んだものに、タップリ、ホワイトチョコレートをコーティングする。パウダーシュガーが雪のようにして、ホワイトチョコレートがバタークリームのようにふるまう。だからどこかナツカシイ、昔食べたケーキのような味わい、食感。気持ちがフッとおだやかになる。さぁ、仕事。
新宿三丁目で打ち合わせをして、そのまま夕食。「ビフテキ家あずま」を選んでみます。
昭和風情のただよう洋食の店。
洋食店には「揚げ物系」と「フライパン系」の大きく分けて2種類ある。
ココはフライパン系の代表的なお店のひとつで、だから厨房の中からガタゴトジュージュー、フライパンを煽って料理を作る音がやってくるのにワクワクします。何しろ名前が「ビフテキの家」ですから、気合を感じる。オキニイリ。
新宿三丁目の中でもひときわ昭和の香りが濃厚な、末広亭の横にありちょっと先には立ち食いもつ焼き店がズラリと並んでにぎやか。
ただココは、今日は静かなようであります。
お昼時にはいつもニギヤカ。こういうお店は夜のお客様集めに苦労するのが日本全国の傾向のよう。
やってくる人もボク年齢の人たちで、つまりオーバー50の熟した大人。若い人達がやってくることは本当に稀で、お店の人も成熟世代。ボヤボヤしてたらいつか無くなるお店なのかもしれないなぁ…、って思うともっと贔屓にしなくちゃいけないなぁ…、って思ったりする。なやましい。
ここの代表的な料理をひとつ。
ジュウジュウ焼きっていうのがあって、鉄板の上にどっさりキャベツ。
上に牛肉か豚肉を炒めたものを乗っけて一緒に食べるというモノ。
炒めた肉に軽く味がついていて、それで十分おいしのだけど、そこに醤油のタレをかけてジュウジュウさせる。タレをかけた途端に蒸気がジュワッとあがって、それと一緒においしい匂いが舞い上がる。
それがおいしい。
タレが焦げる匂いと一緒に、キャベツが焦げてく甘い匂いがやってきて食べるとシャキシャキ。歯ざわりがいい。
今日は牛肉を選んでたのむ。しかも肉だけ大盛りで、タレの中には大根おろしとすりおろした玉ねぎがタップリ入って、それが肉やキャベツとからむ。
基本的には醤油の味。そこに軽い酸味が混じって、玉ねぎの持つ甘みと一緒になってなんともおいしくなる。
どう美味しいかというとご飯がモリモリおいしく食べられるという、そういうおいしさ。これが洋食屋さんにおける優等生的おいしさなんだろうと思ったりする。
ミックスグリルをたのむとこれも焼いた鉄板でジュウジュウしてくる。
ハンバーグに豚ロース肉、鶏のもも肉。ハンバーグにはデミグラスソースがかかってて、それ以外にはジュウジュウ焼きにかけるタレと同じタレをかけまわす。
タレが焼けた香りがおいしい。デミグラスソースにタレがまじるご飯のおかずに程よい味になっていくのもまたオモシロイ。
あずまスパデラックスっていう盛り合わせ料理があって、炭水化物好きにはたまらぬ盛り合わせ。
ご飯の上にベーコンと玉ねぎを刻んで具にしたオムレツのせて、そこにタラリをカレーをかける。
ケチャップ味のナポリタン。千切りキャベツにクリームコロッケという組み合わせで、どこを食べてもおいしい味がついている。
甘いカレーはなつかしく、昔のナポリタンと違って冷凍パスタを使った今様ナポリタンは、ザクザク歯切れる食感にぎやか。味は昔ながらもケチャップ味で、缶詰マッシュルームとハムに玉ねぎどっさり入って旨い。
粉チーズをタップリかけて、タバスコかけて、あぁ、シアワセって味わい食べる。明日は朝から移動の一日。お風呂に入ってさぁ、寝よう。
あづまさん、ハンバーグとオムライスの印象が強かったのですが、こんなメニューもあるんですね。
東中野の大盛軒さんから暖簾分けした戸越「千徳」のじゅうじゅう焼きは、中華ジャンルで独特の酸味がある味わいなのですが、メニュー名はこちらのマネっこかも、です(笑)
キャベツ+牛肉か豚肉、というのも同じで、食べ比べてみたくなりました!
Eikoさん。
じゅうじゅう焼きって、とてもシンプルでわかりやすい名前ですもんね。
いろんな人が、その名前から独自の料理をイメージし競作しているようで、たのしいですね。
中華風に酸味のあるじゅうじゅう焼き。
とても気になります。
焦げたキャベツに肉の脂がからむ…、それだけでおいしいに違いないですもんね。
ここもほぼ社食です。新入社員の時からお世話になってる古いお店ですね。あの頃から残ってるのこことエルザ館と楽屋くらいかなぁ。
一昨日ビックロの1階でチラリとお見かけした気がするのですが….。
伊勢丹のCさん。
いろいろと便利なお店ですよね。
近所にあるとうれしいだろうなぁ…、って思います。
一昨日ということは5日の火曜日でしょうか。
その日であれば、たしかにビックロにおりました。移動の途中、通りぬけを何度かしましたから。
末広亭のブロックはお店の入れ替えが結構ありますよね。若い人が店出しやすい環境なんでしょうか。
地下からスカレーター乗って上見たら、アレって。裏から外に出たら駅の方に歩いて行く頼もしい後ろ姿が(^^;;。