ヒサビサベニトン

beni夜、ひさしぶりに「紅とん」に来た。
もつ焼きが売り物の気軽な居酒屋チェーン店。
2年ほど前まではかなりのヘビーユーザーだった。
半年ぶりくらいでしょうか…、店長以下、お店のスタッフがまるっと入れ替わってらっしゃいました。

しかも店長以外は全員外人。
中東系と東欧系が入り混じったインターナショナルな空気にびっくり。
しかもその中の二人はなんと今日が二日目。店長が「あなたは日本語が上手、でも手が動かない。あなたは料理の経験はあるけれど日本語が下手。二人で助けあってがんばってね」…、って、新人二人とミーティング。
料理を作っているのはベテラン風に見える男性。でもお酒を作ったり洗い物をしたりは新人二人の仕事。
店長さんは新人教育しながらの営業。大変だぁ…!

beni winnatamagobeni yasai飲み物たのんで料理をあれこれ。
ココで必ずたのむのは、ウィンナ串で、真っ赤なウィンナに切り目を入れて油槽に浮かべて揚げたもの。
油が表面の小さな穴からウィンナさんの中へ中へと熱が入って仕上がっていく。
だからさくさく。
普通のウィンナにない噛みごたえが出て、噛んでるうちにムチムチとろけてくるのがオモシロイ。
それから「ハムたま」。細かく刻んだハムを具材に作ったオムレツ。
これが案外よくできていて、ふっくらポッテリ。これも外国から来た彼らが作ったと思うと、じんわり。おいしく感じる。

それにしても店長さんの外国の人と付き合う姿勢のすばらしいコト。
やさしい日本語。しかも丁寧な日本語で話しかける。指示をだすにも必ず「お願いします」をつける。だからみんなお店の人は「お願いします」と丁寧な日本語使って仕事をしてる。食事をしていて気持ちいい。

野菜の料理をあれこれたのむ。料理と言っても簡単なモノ。大根の鬼おろしだとか刻んだネギとか、あるいはニンニクのオイル焼き。どれもお酒がおいしく感じる料理ばかりで気が利いている。

beni hambeni uzubeni tori

それから揚げ物。ハムカツだったり、うずらの玉子のフライだったり。カラッと揚がってこれがおいしい。
特にうずらの玉子のフライは、白身がカチッと固まって噛むとしたたか前歯に抵抗。力を入れて噛み続けると、プチュンと中から黄身がとろけて流れだす。鶏玉子ではなかなかこうはいかないゴチソウ。
友人はモツをいくつか焼いてもらってそれでチュウハイ。プハーッとやってる。気軽なシアワセ。オキニイリ。

 

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y1y2〆を自宅でと、冷麦茹でる。
オキニイリの製麺所でつくってもらった生の冷麦。
一旦茹でてザブザブ、冷たい水で洗ってしめておく。
昆布とかつおの出汁をクツクツ。
そこに麺を放って熱をじっくりくわえる。
ココの冷麦はどんなに煮てもちぎれることも崩れることも、溶けることもなくやわらかさだけを増していく。
だからじっくり時間をかけて、薄切りナルトと九条ねぎも一緒にクツクツ。最後に鰹節をくわえて風味を出して、一味をかけてズルっと食べる。
出汁を食べてる…、って感じのゴチソウ。しかもお腹があったまる。
一緒に志乃多のおいなりさんと干瓢巻き。わさびをたっぷり乗っけてビリリと目頭おさえて夜とした。

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