パフェリオのパフェ、マウンテンのアイスコーヒー。

高野フルーツパーラーのパフェリオに来る。
本店ビルの地下2階。
食品売り場の一角に10人ほどが座れるカウンターが作られていて、中が厨房。
目の前でパフェが出来上がっていく様子を眺めていられる、ちょっとした劇場みたいなおいしい設え。
フルーツのピュレのようなものはあらかじめ仕込んで保管容器に収められてる。けれどメインのフルーツは目の前で切り出され、食べやすいよううつくしく形を整えそのまま使う。
今日はマンゴーのパフェをたのんだのだけど小さなナイフを器用に使い皮から実を剥がしながら切り出していく、そのデリケートで洗練された仕事にウットリ。ピュレをグラスの底にいれ、細かくカットしたマンゴーを入れソフトクリームを絞り出す。マンゴーで作ったシャーベットに果肉を飾ってホイップクリーム。マンゴーの皮を飾って完成。

なめらかです。とにかくなめらか。
ホイップクリームもソフトクリームも、主役のマンゴーも舌の上にのせて上顎に押し付けるだけで潰れてとろけて消えていく。
フルーツ系のパフェはいろいろあるけれど、どれもフルーツ自体の食感というものが必ず主張するもの。クリームのなめらかと果肉の歯ざわり、噛みごたえのコントラストを味わうたのしみがあるのだけれど、熟れたマンゴーってそれそのものがクリーミーで、グラスの中のすべてが同じようにとろける。とても独特。
もちろんマンゴーの香りや味わいは強烈に口の中にあるのだけれど、どこからどこまでがマンゴーなのかわからぬ不思議。むしろ口に含んだすべてがマンゴー…、って思えるステキにウットリします。それにしてもここのスプーンの細長くってグラスの底まで食べやすいこと。とてもおしゃれで繊細で、プリンセススプーンって名付けることにいたしましょう…。

 

関連ランキング:パフェ | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

 

大阪の高槻にあるマウンテンというコーヒー屋さんのご夫妻からいただきものをした。
紙のパッケージに入ったアイスコーヒー。
一年たっておさみしいでしょう…、と心遣いがありがたい。
数年ほど、ずっと定期的に送っていただいていて、ボクが出張中にタナカくんが受け取ったことがあった。
「マウンテンさんから、アイスコーヒー頂戴しました。先に開けて飲んでもいい?」ってメールが送られてきて、お礼はボクが言っておくから飲んでいいよ…、って返事を出した。
あぁ、好きなんだなぁって思ったけれど、思った以上に好きだったみたい。いつの間にかなくなっちゃってて、飲んじゃった?って聞くと我慢できないおいしさだもん…、ってふくれっ面をしたのがとてもかわいらしくて思い出す。

去年の今日はうどんを作ってもらって食べた。今年の今日はボクがうどんを作って食べる。
お供にデパ地下でマグロの中巻を見つけて買った。マグロのいろんな部位を集めて巻いたもので、新橋の寿司のしみづでいつも作ってもらってた〆の鉄火と似てる。赤身の酸味やとろのぽってりした脂のうま味。いろんな味が口の中で混じり合うタナカくんが大好きだった味をたのしむ。
さぬきうどんの生を茹で水でしめずにそのまま熱いぶっかけだれで味わう「あつかけ」。肉の売り場で分けてもらった牛すじ肉を圧力鍋で甘辛味に仕上げてネギと一緒にのっけてズルリ。ズルズルハフハフ食べてたらなぜだか涙が出てきてわけがわからなくなっちゃった。
マウンテンのアイスコーヒーとシュークリームで夜の〆。ゆっくりお風呂に入ります。

↓ 下のバナーをクリックするとマウンテンさんのウェブサイトが開きます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。