バーガーキングの朝が変わった…、よ。

朝、近所のバーガーキングで朝食。
朝食メニューが変わったのです。
今までは朝のハンバーガーからサンドイッチに至るまで、10種類ほどのメニューがあって、けれど朝食専用というメニューはスパムサンドイッチくらいだった。
それが一新。クロワッサンのサンドイッチが導入されて、そのバリーエーションが6種類。
それ以外はスパムサンドイッチとホットドッグという品揃え。
オキニイリだったフライドフィッシュのサンドイッチがなくなっちゃったのがかなり寂しく、けれどこれもしょうがないかなぁ…。バーガーキングの朝食と言えばクロワッサンサンドイッチというのがアメリカではデフォルトだから。日本もグローバルメニューに近づけてみた…、ってコトなんでしょう。

そもそもバーガーキングは朝の営業がずっと長らくできなかった。
アメリカの朝食といえば卵料理とハム、ベーコン。ファストフードでもそれらがメインでなくちゃいけない。
それにそれらのメニューは安価に提供できる。
ところがバーガーキングは直火調理が売り物で、玉子を調理するためのグリドルのない厨房システム。それで長らく朝食時間帯のビジネスチャンスをのがしてた。
もったいないからと試行錯誤の末にできたのがクロワッサンのサンドイッチ。
最初はクロワッサンにハムやチーズ。
あるいは野菜を挟んだサンドイッチを売りはじめ、そのうち特別な鍋を網の上にのっけてオムレツを作りそれを挟んだ。人気商品になってそれからいろんなチェーンが真似するようにもなったと言われる。
その一品。

ベーコンチーズエッグクロワッサンっていうのをたのんで試してみます。
クシュッと前歯で潰れるように歯切れてトロリと、クロワッサンがとろけてく。油がジュワリと滲んで玉子がフッカリ壊れる。グリルベーコンはスモーキーでそこそこおいしい。おいしいのだけど、やっぱり今までのメニューも捨てがたいなと思う。なんだかちょっと悩ましい。

日曜の夜、家で料理を作って食べる。
メインはすき焼き。
ほどよい感じの和牛赤肉が売っていて、それですき焼き。
ちょっと変わった具材を試す。
一つは穴子。こんがりタレをつけて焼いた穴子がおいしそうで、それを買って一口大に切り分けすき焼き。
割り下を吸い込みふっくら、しっとり仕上がりなんたるおいしさ。
それから栃尾の厚揚げ。さっくり揚がって分厚いお揚げで、中には沢山の空洞がある。揚がったときに豆腐が水分を吐き出しできた小さな穴に味が入って、これまた旨い。豆腐とも普通のお揚げや厚揚げのどれとも違った食感、味わい。これはハマってしまうおいしさ。
他には春菊、ネギにしらたき、車麸、エノキに水なすとどれも味わい様々にして食感多彩。口の中を甘いゴチソウで満たすたのしさ。

野菜をたっぷり。漬物3種を盛り合わす。柚子の風味のかぶの甘酢漬け、水なす、それからウリの浅漬け。ウリをカリカリたのしみながら、今年もそんな季節になった…、って思ってニッコリ。
それからゴーヤ。薄切りにして熱湯くぐらせ苦味をとって、ツナのオイル漬けと揉んで味を整える。シャキシャキ歯ごたえ痛快で、苦くておいしい。体がシャキッとリセットされる。アボカド、トマト、また水なすをちぎって並べ、オリーブオイルとブルーチーズでおじ整える。野菜がおいしい初夏であります…、オゴチソウ。

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