バフェブレックファスト@マーブルラウンジ

朝、とびきりの朝ではじめる今年最後の水曜日。西新宿のヒルトンホテルのロビーラウンジでバフェをとる。
馴染みのバフェのいつもの料理をいつものようにお皿によそおう。お皿の真ん中にほんのちょっとだけご飯を盛ってふりかけパラリ。シュウマイ、ベーコン、茹でたブロッコリにカリフラワー。ハッシュブラウンにスライスキュウリとアルファルファ。いつも大抵この組み合わせ。
アルファルファって自分じゃすすんで買わない野菜。でもバフェにおいてあるとなぜだかとっちゃう。モサモサしていて青臭くってクシュッと潰れてすぐなくなっちゃう。褒めどころのない不思議な野菜。なのに大好き。オモシロイ。

極薄々にスライスし脂がすけてしまうまでよく焼き、噛むとサクサク崩れて脂に戻るベーコン。ハッシュブラウンとどれもおいしい…、オキニイリ。

出張ではなく旅の朝をたのしむ人たちでにぎわうバフェ。
空気明るくて気持ちのびやか。
そののびやかな空気を一層伸びやかにしてくれているのが、いつものスタッフの笑顔と仕事。
料理をとろうとバフェのカウンターに向かうとそこには「おひさしぶり」「寒くなりましたネ」って言葉をかわせる陽気なスタッフ。料理を盛り付けテーブルに戻ると使い終わったお皿はとりのぞかれてナイフ・フォークがキレイに並び直されている。「見守られてる」って感じがうれしい。オモテナシ。

オムレツ焼いてもらいます。
卵料理のオープンキッチンの前は行列。今日はいつも以上ににぎやかで、だから二人がかりでテキパキ作る。小さなフライパンを何個も一度に操り見事な手際でフライドエッグやオムレツが次々出来上がっていくさまウットリ。
玉子の白身だけで作るホワイトオムレツがオキニイリ。
具材はチーズにパプリカ、ピーマン、ベーコン、ハムに玉ねぎ。植物油でよぉく炒めてそこに溶いた白身を流す。じっくり、こんがり。白身がキッチリ固まって、固まりながらオムレツの形をなしてく。
それをなおも焼き続けると表面焦げて、白身の水気が蒸発し一回り小さくなって出来上がり。コレが玉子?と思えるほどに食感軽くてサクサク歯切れる。黄身のコクがない分さっぱりとして、焦げた風味がとても独特。オゴチソウ。

サンドイッチを作ります。
ライブレッドをトースターで焼く。
いつか大きな厨房の家を持てたら必ず1台買いたいベルトコンベア式のトースター。
パンから出てくる蒸気が庫内にたまらぬ構造で、だから乾いて焼きあがる。そのカサカサ具合がかなり好き。

いつもは薄切りのプレスハムが並んでるんだけど、今日はおいしそうな手切りの白ハムが積まれてた。それにチーズ。フレンチマスタードに崩したゆで卵を使ってミックスサンド。
料理がおいしいバフェは他にもたくさんあって、でもボクがここが好きなのは「素材が多彩」で「料理のしがいがある」ところ。
パンの上にマスタード和えにした玉子を塗って具材をならべて2つにパカン。ナイフで切り分けパクリ、頬張る。パンがカサカサ前歯をくすぐり、ムチュンとハムが歯切れてちぎれる。チーズのコクと玉子の風味。フレンチマスタードの酸味がすべての甘みを引き出す。よく出来ました…、朝が来る。

小さなボウルにほんのちょっとだけご飯を貼り付け、味噌汁注いで中華粥用の揚げパンをお麩の代わりに浮かべて食べる。焼鮭とキュウリにシュウマイ、上に梅干し。ワサビをなめつつズルンと食べる。スープ代わりのお腹潤す朝の一品。
シリアルやフルーツ、グリドル料理にも力を入れてて、例えばワッフル、パンケーキ。ホイップクリームにベリソース、ヌテラを添えて甘い朝。
朝の〆にヨーグルト。キウイ、ベリーにマンゴー、ライスパフにはちみつとフレーバーを変えてあれこれ用意されてる。朝のお腹をスッキリさせて体も軽くなる感じ。ポットに入った熱いコーヒーをゴクゴク飲んで、気持ち整え食事を終える。満ち足りる。

 

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