ドトールの朝・ティバーナフローズンレモネード

いつもの近所のドトールコーヒー。朝食セットのサンドイッチを食べに来る。
チェーン店です。どこにでもある。でもこの店だけは特別で、いつも元気なスタッフさんたちに、ボクも元気でやっていますよ…、ってたまに報告したくなり、それで来る店。
そういう店がある人生はたのしくて、こう思ってるお客様がひとりでもいる店には存在価値がある。チェーン店って、どこに行っても同じであることを本部の人は求めるけれど、お客様にとってそんなことは二の次で、自分にとって特別な店があることの方がずっと大切。ロボットじゃない人間が働く…、ということは、人ごとに個性が存在し、どこに行っても同じに決してならないことが当たり前。その当たり前が許せぬ人が、多分、飲食店をつまらなくする元凶でしょう。けれどそのことを強く願って個性を仕組みに閉じ込めることに成功した人が成功者として君臨する外食産業は嫌いな産業。愚痴を言う。

ハムと卵サラダのサンドイッチがいつものチョイス。
トーストを焼き、薄切りにハムにトマトにlレタス。卵サラダをぽってりのっけてパンで蓋して出来上がり。しかもそれをざっくり、二つに切り分けてお皿にのせてどうぞと差し出す。
それに要する時間はたったの2分、3分。それを毎日、何年間も繰り返すという、そのありがたさにウットリします。
ここのパンがボクは好き。決して上等なわけでも、誰か有名な人が焼いたりプロデュースしたりしているわけじゃなく、どちらかといえば痩せた風合いの薄切りのパン。無理においしくさせようとしたわけじゃない、だからサンドイッチにすると程よい。小麦の匂いが正しくつたわり、カサカサとした歯ざわりに程よくとろけてすぱっと口から姿を消すさま、潔く、具材を邪魔せぬわきまえたパン。悪くないな…、と思います。

薄切りのハムはバッサリちらかる。風味はやさしくそこにレタスがザクザクはぎれて、口の中をみずみずしくする。トマトはクチュッと潰れて甘みと酸味を吐き出す。香りも明るくまるでソースのように振る舞う。
なによりここで存在感を発揮するのは卵サラダで、そのぽってりがそっけないパンの食感をゆたかにし、全ての素材を口の中で一つにまとめる。このパンを使って季節ごとにいろんなサンドイッチが提案される。けれどそれらがどれも物足りなさを感じさせるのは、卵サラダがいないから…、って思ったりする。オモシロイ。
お供にアイスカフェラテ。大型コーヒーチェーンの中で、最後までカフェオレとなのっていたのはドトールコーヒー。昔はラテが少数派。今では逆転、そのうちカフェオレって言葉を知らない年代、層が出現しそう。どうかしら。

 

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ちょっとの時間にスターバックス。
季節メニューをたのんでためす。
「ティバーナ™ フローズン ティー ハーバル レモネード」。
トレードマークマーク付きのティバーナは、今、スターバックスが世界的に力を入れてるラインナップで、それもこれもコーヒー屋さんとしてのスターバックスはすっかり賞味期限を終えてる…、ってことなんでしょう。
冷たいカモミールティーに、レモンピールの入ったシロップ。シャーベット状のカモミールティーを上に浮かべた夏の飲み物。
スターバックスのこれ系飲み物はみんな甘くてベトベトしてる。けれどこれはさっぱりとした飲み口、味もスッキリしていて甘み控えめ。酸味のバニラっぽい香りもたのしい涼しい飲み物。浮かべたカモミールのシャーベットがなかなか溶けなく冷たい状態が持続する。じっくり時間をかけて飲むのにいいかもなぁ…、って思ったりした。オキニイリ。

コメント

  1. あや~ん

    ドトールのAモーニング。
    最近新しく行き始めた職場の通勤前、電車に乗る前にいただきます。週3日。
    前の職場でも、ほぼ毎日食べてました。
    いろんなお店のモーニングも試しているのですが、お値段ほどよく、飽きない味で、今日は別のものを食べようかなと思っても、ついついドトールに入ってしまいます(笑)

    • サカキシンイチロウ

      あや〜んさん
      手軽なのにしっかりしている。しかもどのお店にいっても当たり外れがない。こういうチェーンのよさってなかなか他にないよなぁ…、ってドトールにくると思っちゃいますよね。

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