ドトールコーヒーのツナメルト

ドトールコーヒーで久しぶりの朝。
家の近所のオキニイリの店。
チェーン店なんだけど、お店、お店で個性があっていい店もある、近寄りがたい店もある。
この店はとても明るく、ほがらかで元気がもらえる好きな店。
ファストフードのチェーン店ってスタッフが長続きせず入れ替わりが激しいコトが多いのだけど、この店はずっと同じスタッフ。
たまに新人がやってくるけど、新人さんへの先輩の接し方がとてもやさしく丁寧で、みていてとても気持ちいい。
お店によってばらつきのあるチェーン店を、それじゃぁ駄目だと言う人もいる。けれどそれほど「人間的なシステム」なんだと思えばステキ。ボクは好き。

朝の手軽なセットもあります。けれど今日はオキニイリのサンドイッチを選んでたのむ。
「ツナチェダーチーズ」って言うホットサンド。
アメリカのコーヒーショップやダイナーに必ず用意されているのが「メルトサンドイッチ」という料理。グリルしたパンでチーズと具材を挟みこんがり焼いてチーズがメルトしたら出来上がり。チーズがどれだけタップリ、しかもトロリととろけているかがメルトサンドイッチがよく出来てるか、そうじゃないかの分かれ目で、ココのメルトはそういう意味でかなり上出来。
かつでデニーズでツナやパティのメルトがあって、あれは本当においしかった。復活したらいいのになぁ…、って思いながらのココのこれ。

ふっかりとしたソフトバゲット。
かなり大きく分厚く見えて、実は空気をたっぷり含んで焼けた軽いパン。
挟んでいるのはチェダーチーズとツナサラダ。
ピクルスを細かく刻んでタップリ加え、酸味豊かなマスタードもかなり多めで、だからちょっと酸っぱく感じる。
その酸っぱさが、チェダーチーズの旨みをひきたておいしくさせる。
フッカリとしたパン。
ポッテリ、なめらかなツナのオイル漬け。
ホツホツ細かく刻んだピクルス、それから玉ねぎが奥歯に当たってよき食感。最小限の素材で口をニギヤカにする。
食べてるうちにパンがペチャンコに潰れてしまう。歯切れ感が強くなり、タップリ口の中に飛び込み、それがたちまち膨らんでいく。ボンッと舌の上で爆発するようなたのしい食感。しかもそれがユックリとろけて消えていくという面白さ。
気づけばパンの端からトロンとチーズやツナがはみ出している。タップリ入っていたんだねぇ…、って愛おしくなり、パクっと食べた。

お供はカフェラテ。ボタン一つでプシュッとできる。注いだ直後は泡がふっくら。けれど空気の量がとても多くて、プシュッーと蒸気をミルクに吸わせて作った泡と比べるときめ細かさはさすがに劣る。
しばらくすると泡がプチプチ消えていくのが儚くて、でもこれはこれ。
手に届きやすい価格で手軽にたのしめるのがよいところ…、と思いましょうとフウフウ味わう。それでも最後の最後まで泡がのこってカップの縁から垂れていく。悪くないなぁ…、って思ったりする。たのしく仕事といたしましょ。

 

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