チョップドサラダにピーカンナッツパイ・アラモード

野菜を食べたい…、と思うと思い出すのが「DIYサラダ」。
新宿駅の周りを囲むように建っている何本かの商業ビルの地下の一階。地下鉄駅から長いエスカレーターを上がって乗り継ぎ、また上がった先。もうあと一回乗り継げば地上にでる最後の踊り場のような場所にある。
個性的で手軽なんだけど実力派の飲食店が集まるフロアで、フロア自体がオキニイリ。
カウンターで注文をして先払い。出来上がった料理をお店の人がテーブルまで持ってきてくれるというシステム。
帰国女子系チョップドサラダのお店が好むフルカスタマイズじゃなく、あらかじめ何種類かのレシピが用意されてる。自分の好みを伝えるのが苦手で、しかも気持ちが忙しい日本の人にはこちらの方がおそらく便利。それでかスゴく流行っています。

野菜だけのビーガン系が何種類か。肉も具材にしたのが何種類か。オキニイリのはローストビーフをたっぷり使ったチョップドサラダ。分厚く仕上げたローストビーフをサイコロ状にカットしていて、レアな牛肉独特のクチャっと潰れる噛みごたえがよい。
レタスにパプリカ、ゆで卵。胡麻に雑穀が混ざっててやってきた直後はゆで卵の匂いが鼻をくすぐる。実際、口の中へと放り込むとバルサミコやレモンの絞り汁の香りが鼻の奥から湧き上がり、すっきりとした後味、風味にウットリします。もりもり食べて、お腹が満ちて、なのに気持ちが軽くなる。野菜のパワーをこころおきなく味わい食べる。満たされる。

 

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健康的にお腹を満たし、不摂生の虫がお腹の中でさみしがる(笑)。
それで同じフロアのパイホール。
ロサンゼルスからやってきたアメリカンスタイルのパイの店。
アメリカからやってきてパンケーキやアイスクリームを売る店は人気が出やすく、それ以外のスイーツはパイにしてもカップケーキにしても苦労する。
ボクが好きなのは日本で苦労するお菓子の方で、だからなくなってもらっちゃ困ると贔屓にしてる。
オキニイリのピーカンパイをたのんでお供は同じくオキニイリのニトロコーヒー。コールドブリューのコーヒーに窒素を混ぜビールサーバーのようなノズルからトクトク注ぐ。見た目はエスプレッソのようでいてカップの中から泡が生まれていくのがたのしい特徴。

飲むとふっくらとした泡が口の中へと流れ込みしばらくすると舌の上でシュワシュワ弾けてくすぐったくなる。窒素パワーにニッコリします。
好みのパイを選んで「コンボ」にするとアイスクリームとホイップクリームをのせてくれるという。それをたのまぬ理由がまるで思い当たらず、そうして食べる。
ピーカンナッツパイは温められてキャラメルの甘い香りとピーカンナッツの焦げた香りが鼻をくすぐる。ひんやりとしたアイスクリームとほのかに熱いピーカンパイが口の中でゆっくりとろけるおいしさったら、もうウットリ。キャラメルソースをホイップクリームで拭いながらピーカンパイの上にのせパクっと食べると、キャラメル味がピーカンナッツの香ばしさを一層ひきたておいしくさせる。しばらくゆっくりいたします。

 

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