スパイシーチリドッグに菜摘エビカツ、モスの昼

今日は半日、ぼんやり家ですることにした。
遺品の整理やちょっと溜まった洗濯物や、掃除もしなくちゃいけなくてそれでぼんやり。
せっかくだから台所を磨いてやろうと掃除をはじめてそれで昼時。
乗ってきた気持ちを冷まさぬようにちゃちゃっとお腹をみたしましょうかとそれでモスバーガーに来る。
お店はわりと静かなんだけど厨房の中はすごくにぎやか。ずっと料理を作り続けている状態で、電話やネットでオーダーが次々入ってきているよう。デリバリーの配達員がやってきては出来た料理をピックアップして帰る。
そのせいか、料理の提供時間がいつも以上にかかってしまうようで、それって本当にいいことなのか。わざわざ来てくれるお客様の注文を優先して作るくらいの仕組みをしっかり作っておかなきゃ行けないんじゃない…、って思ったりする。

スパイシーチリドッグと菜摘エビカツをたのんでお供に小さなサイズのアイスティーとコーンスープを選んで注文。まずアイスティーとコーンスープ、ビーパーもらってテーブルにつく。
コーンスープはレトルトパックのスープをカップに絞り出して電子レンジで温めたもの。昔は湯煎だった。しかも厨房がカウンターから直接見えない場所にあったからスープがどう作られているのかわからなかった。今では、あぁ、電子レンジでやってるんだとすべて丸見え。
飲食店の料理において「神秘性」とはとても重要なポイントで、それらがすべて裸になったら「プロの料理」とは一体何だ…、ってことになっちゃう。なんだかちょっとなやましい。コーンスープをほぼ飲み終えたタイイングにてビーパーがなる。

スパイシーチリドッグはボクがここで一番好きな料理であります。
ふっかりとしたドッグロール。
プチンッと歯切れてムチュンとはじける味わいゆたかなソーセージ。
ドッグロールとソーセージの主従関係はあくまでソーセージが主でロールはその引き立て役。
そこにたっぷりチリソース。
トマトの酸味や風味がしっかりしていて肉も多目でホツホツ、食感がいい。
ビリリと辛いハラペーニョ。噛むと口を満たす感じ、最初はソーセージが抵抗しゆっくりロールと一緒にとろける感じ、どれをとっても気持ちを豊かにするおゴチソウ。10年ほど前、ロールもソーセージもまるで貧弱なったことがあった。ハラペニョも別売りになったりもして、その時、ボクはモスを嫌いになっちゃった。それもいつしか元に戻ってずっとそのまま。ありがたい。

レタスをバンズ代わりにした菜摘シリーズは一時期、彼がよく食べていた。中でもエビカツは大好物でソース抜きでね…、ってお願いしてた。理由は彼が腎機能障害を患って、お医者様から塩分を控えると同時に、炭水化物も少なめにって言われていたから。
半年ほどは気にしてたんだけど、おいしいものに対する欲求を抑えることができなくて、普通に食べて飲むようにいつしかなってた。ボクもそれを見て見ぬ振りして一緒に普通に食べてたなぁ…、って。
今日、菜摘エビカツを食べててそんなことをしみじじ思い出す。もっと気づかって厳しくしてればよかったのかなぁとも思って、ちょっと悔しく思ったよ。

 

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