シンプルなチョコレートに酸っぱいスタバ

銀座のお店もゆっくり営業再開モード。
インバウンド狙いの高級店はさすがに足取りがおもたいけれど、昼のお腹いっぱいを保証する店は案外手堅い。
ランチタイムになると、人気の店には人が集まりちょっとした行列のようなものさえできる。
夜はさすがに静からしいけど、昼の銀座を歩くとなんだかウキウキしてくる。
ところでデザートサロンのような店はどうなんだろう…。不要不急ではない業態。贅沢といえば贅沢な店だからまだ再開していない店も多いようでもある。例えばチョコレートのピエールマルコリーニはどうなんだろう。
そろそろ暑くなってきたからソフトクリームやチョコレートパフェを目当ての人もいるんじゃないかしらと思ってきたらやっていました。一階の物販コーナーだけじゃなく二階のデザートサロンも開業。食後のお腹を甘やかすことにする。

パフェが一番人気です。季節の押しはいちごとホワイトチョコレートのパフェでそりゃおいしいに違いない。けれどここで一番好きなのが「シンプルチョコレート」。名前の通りチョコレート以外の食材を使わずシンプルにチョコレートだけを味わうデザート。あったかいの、冷たいの、両方あってコールドシンプルチョコレートが今日の目当てでございます。
グラスに入ってやってきます。見た目はアイスチョコレートドリンクのように見えるけどぽってりなめらか。スプーンですくって味わうチョコ。舌にのせるとしばらくそのままそこにある。口の温度にゆっくりとろけてトゥルンと消える。ムースでもない、アイスクリームでもないとろける食感のチョコレート。苦味膨らみほどよき甘さにウットリしてると軽い酸味で幕を引く。ゆっくり時間をかけて味わいたいのにあっという間になくなった。

 

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さて、銀座シックスって今どうなってるんだろう…。
インバウンド狙いでできた銀座六丁目の要塞。
今日も申し訳ないほどに人がいなくてビックリしちゃう。
だって買いたいものがないものね。
ここにしかないものを見つけることに難儀する場所。
施設は立派で、快適で、だからぶらぶらするには悪くない。
そんな人たちがやってきては、結局、たどり着くのが蔦屋書店。
書店と名前がついているけど雑貨から美術品。
あるいは骨董品と探そうにもなかなか探し出せないものが見つかるところがオモシロイ。
1メートル近い不動明王の像とか日本刀とか。
奈良美智さんのフィギュア作品が1000万円超えの値札と一緒に置かれていたりとあっという間に時間がすぎる。
ちょっと疲れてスターバックス。いわゆる普通のスターバックスの奥に控えるリザーブバー。正式名称「スターバックスリザーブバー銀座蔦屋書店」となかなか堂々とした名前でござる(笑)。いつも空いてて今日ものんびり座ってたのしむ。

ジンジャーエールクラウドを飲みたかった。ところが今はソールドアウト。かわりにコールドブリューレモネードっていうのがあるというのでたのんだ。
コールドブリューのアイスコーヒーにレモネードをまぜソーダで満たした冷たい飲み物。レモンが一枚添えられていて軽く搾って飲んでみる。
一口目の印象は「酸っぱい」!
若いコーヒーの酸味とレモンの酸味があいまって本当に酸っぱい。コーヒーの酸味が好きな人がいる。サードウェイブの代表格ブルーボトルのコーヒーなんて酸っぱいだけの薄いコーヒーって感じがするほど。あぁ、苦手かも…、って思いながらも飲んでるうちに酸味になれて、レモネード由来の甘みやコーヒーの香りがおいしくなってくる。軽くパチパチ爆ぜる感じも今日みたいな暑い昼には悪くないなと思う午後。

 

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