シティーベーカリーでベーコンエッグを食べる朝

a-cb1a-cb2a-cb3

朝、丸ノ内線で銀座を経由の移動としました。銀座の駅の改札くぐりそのまままっすぐ歩いて行くと、スルンとビルの中に飛び込む。
銀座東急プラザの地下で朝早起きのお店が二軒。その一軒がシティーベーカリー。パン並んだ小売コーナー、パンを使った料理を作ってくれるカフェの、どちらも営業。その客席にロープが張られて、ここから先は行っちゃダメ!って書かれているのがちょっとたのしい。
営業準備すらまだはじまらない売り場を見ながら、食事するのもたのしいコトです。早起きは三文の徳って感じでござる。
コーヒーもらってテーブルにつき、料理が来るのをぼんやりまった。

a-cb-bfたのんだ料理はシティーベーカリーブレックファストという、ここの一番推しのプレート。
ベーコンエッグにパンにサラダという、典型的なるアメリカ長初期。
まわりのご婦人方はそれには目もくれず、フレンチトーストやエッグスベネディクトをスマフォで撮ってパクついている。
5年前までまるで無名で、ところが突然メジャーになった料理の一つがエッグスベネディクトじゃないかと思う。
今じゃそれを売り物にしたレストランができてるくらい。半熟卵やぽってりとした濃厚ソースが大好きな日本人の好みにぴたっとハマったのでしょう。
ピザやグラタン、パスタで言えばカルボナーラ。その味わいと食べ心地をパンを舞台に再現したら、ああいう料理になる訳で、隣の人が食べてるところを見るとウットリ。口の中にその味わいが再現できる。

しかもここのマフィンはおいしい。そのマフィンを使ったサンドイッチや、最近個人的にハマってるドッグロールを使った朝のホットドッグもあったりして、迷いもしたけど初心貫徹。ベーコンエッグ。

a-cb-eggyolka-cb-sides卵一個にグリルドベーコン。キャロットラペにレッドキャベツをオイルドレッシングであえたモノ。
昔のココのベーコンは、分厚くしかもそれをガリガリに焦がして焼いてた。
いわゆるアメリカ人好みのスタイルで、焦げた脂と揚がったように仕上がる肉を噛みしめるのが好きだった。
なのに残念ながらひさしぶりにたのんでみれば、普通の日本の薄切りベーコンに変わってた。
普及品のどこにでもあるベーコンで、このベーコンをどんなに焼いてもガリガリ焦げては仕上がらない。しょうがいないなぁ…、もったいない。

玉子はとてもよい状態。オーバーミディアムでとお願いしたら、白身の縁はサクサクに、しっかり熱が入ってて、黄身は芯がとろける仕上がり。塩と胡椒がほどこされていて、玉子の旨みを引き出している。

a-cb-c1a-cb-c2a-cb-c3

150円追加すると普通のパンをここの名物、プリッツェル生地のクロワッサンに変えてもらえる。このプリッツェルクロワッサンがおいしいのです。
表面ザックリ。中はもっちり。塩の風味が小麦の甘みを引き立てる。
普通のクロワッサンのカサカサ感とか、バターまみれになる色っぽさはない。かわりにずっと噛んでいたくなるような歯ごたえと、噛めば噛むほど甘みがまして、しかも香ばしさが持続する。顎から目覚める感じがステキ。
苦味控えめで、苦味もサラッとおだやかなコーヒーゴクゴク飲みながら、今日一日をたのしむ余裕がやってくる。

 

関連ランキング:パン | 銀座駅有楽町駅日比谷駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。