サルバトーレのリニューアルしたバフェがかなり優秀

サルバトーレのランチバフェ。
緊急事態宣言が発せられるたびに中止され内容を変えて復活して…、の繰り返し。
今はどうなってるんだろうと思ってやってきてみる。
半年ほど前に来たときは1680円だったのが、今日は1880円。たった200円ではあるけれど、ランチにおける200円はかなりの値上げ。その値上げの分だけの価値があるのかどうかが気になる。
まず入り口脇のメニューボードの写真がピザやパスタじゃなくて色とりどりの野菜に変わった。
サルバトーレといえばピザ。それが食べ放題というのがランチバフェの売りだったのに、それより野菜。かなり大胆なイメージチェンジにちょっとビックリ。そういえばもともとステーキが売りだったシズラーも、サラダバーを推しにして人気が定着した例もあるからいいかもしれない。

店に入ってバフェ台をみてまたビックリ。
ずっと厨房前のテーブルにサラダやピザにパスタと料理のほとんどが並べられてた。迫力満点で選びやすく、しかもお店の人にとっても管理のしやすいバフェだったのが、サラダをはじめとする冷たい料理と、ピザやパスタのような熱い料理が別々の離れた場所に置かれるようになっていた。
そのおかげでどちらの料理も種類が増やせる。しかも料理、食材を入れる器のひとつひとつが小さくなって一層種類が増えていた。その分、補充する手間は増える。けれどその一方で、いつも新鮮、いつもできたてのものが並べられるというメリットもある。パスタなんて3人分程度しか入らぬ手付きの平鍋に入れられていてほぼ出来たてが味わえる。

野菜の種類が本当に増えた。
レタスにケール、アルファルファ。
紫キャベツにアンディーブ、3種類のニンジン、玉ねぎ。
豆のサラダにかぼちゃのマリネ。
カブとベリーのマリネに揚げた薄切りさつまいも。
盛り付けるのがたのしい上に、野菜それぞれが持ち味多彩で食べてたのしい。
特に野菜を食べなきゃいけない今のボクにはありがたいバフェ。
チキンとほうれん草のクリームパスタにアサリといんげんのトマトソースのスパゲティ。
ムール貝のトマト煮にポトフを一緒に盛り付ける。ソーセージとニンジン、大根、レンコン、じゃがいもと味はブイヨンの洋風味。なのにどことなくおでんみたいな感じがするのがオモシロ旨い。

「ピザ、焼き立てです」って厨房から声が聞こえて取りに行く。
マルゲリータをひと切れとったら、隣のひと切れからバジルと一緒にチーズがベロリと剥がれて一緒についてきた。ごめんなさいネ…、と思いながらも得した気持ちでパクリと食べる。塩の味がしっかりとした生地がおいしくオゴチソウ。
アルファルファがやっぱり好きでおかわりをして、お腹もほどよく満ちてくる。
ディスペンサーがないドリンクバーっておしゃれでステキ。カモミールティーを作ってケーキをあれやこれやと選んで並べる。プリンにイチゴのムース。チーズケーキにいちごクリームを混ぜたホイップ。小さなマカロンをのっけて食べて、気持ちもすっかり満たされる。値上げ分を上回るだけの工夫が見事な今日のバフェ。

 

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