サイゼリヤでオリーブオイルとチーズを愛でる

夜、サイゼリヤ。二ヶ月に一度ほどかなぁ…、テキパキ食事をしたいときにやってくる。
テーブルにつき注文おえたらドリンクバーで飲み物調達。
それからオリーブオイルやタバスコ、胡椒に塩に粉チーズと調味料をあれこれ調達、テーブルの上にズラリならべて食事の準備。
勝手知ったる我が家のごとし(笑)。
来るたび感心させられるのがオリーブオイルや粉チーズの底力。
例えば普通のほうれん草とベーコンの炒め物。炒めたとは言えフライパンでソテしてはなく蒸気をあてて調理したもの。それだけ食べると茹でたほうれん草のような味気なさがあるのだけれど、オリーブオイルと粉チーズをかけると風味や味が整う。オモシロイ。

例えばチョリソがあります。鉄板の上で加熱してパリッと表面焦げてしあがるなかなかおいしい辛いソーセージ。けれどそこにオリーブオイルをタップリたらして風味をつけると、ちょっとしたゴチソウになる。サイドの揚げ焼きをしたじゃがいももなかなかおいしい。オキニイリ。
ミラノ風のソーセージ。ガーリックトーストを一緒にたのんでトーストちぎりルッコラと共にクルンと巻いてパクリと食べる。もっちりとしたパンの食感、ソーセージの脂の風味に肉の旨味。ルッコラがさっぱりとした香りをくれて口の中で味が整う。工夫次第ですべてがゴチソウ。

ずっとココではパスタを食べてこなかった。
来るようになった直後に何度かパスタを食べたのだけど、ソースがどれも甘くてトロトロ。
乳化剤を感じてどうにも偽物感が強かった。
ところが先日。
タラコのスパゲティーを食べてみたら、これは程よい。
イタリア料理じゃもともとないから偽物っぽさを感じることがなかったのでしょう。
しかもそこにタップリ、追加でもらったペコリーノチーズをのっけて混ぜて、最後のタバスコ。ピリ辛風味と酸味をくわえて食べると旨い。

オリーブオイルを注ぐと魚卵の苦味が出ちゃう。だからそれは使わずパクリ。口の中でほろほろ魚卵が散らかる感じもオモシロイ。

ココの定番の小エビのサラダ。シャキシャキレタスとプニプニとした小エビの食感がなかなかたのしい。隣の若い女の子たちがこれをたのんで「ドレッシングを多めでお願い」ってカスタマイズ。なるほどそういうワガママもきいてくれるお店なんだ…、って再認識した。
辛味チキンはいつも以上に皮目がパリッと揚がってて、サクサクおいしい。むっちりとした肉がホロリと骨から外れ、口の中を脂で満たす。オゴチソウ。
皮付きポテトのクリームグラタン。冬の限定商品でこれまた案外おいしくビックリ。
これだけ食べて3000円とちょっとの値段。2人で分けると1500円。サイゼリヤで1500円も食べたとビックリすべきか、それとも1500円しかしなかったと驚くべきか。オモシロイ。

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