コンセプトとしては好きなんだけどなぁ…。

肉が食べたい。
どうにもこうにも分厚い肉に貪りたくて、つまりステーキを食べたくなった。
ペラッペラじゃなく、分厚いの。しかもジュージュー焼けてる肉をひたすらナイフで切って喰らう。
適温で最適な状態の肉を味わうお行儀のよいステーキもおいしいけれど、今日の気持ちはお行儀悪いガッツリ系。
‥、となるといきなりステーキの出番となる。
業績不振や品質がどうこうというマイナス評価が渦巻いている。
けれどそれほど言われなくちゃいけないか…、っていうと決してそんなことはないとボクは思う。今まで日本になかったモデル。オーダーカットを押し付けてみたり店を作りすぎたりと調子にのったこともあったけど、本質的な魅力は未だ衰えず。わるくないな…、と思うのです。

ただ彼は嫌いだったなぁ…、誘っても絶対行かなかった。肉といえば焼肉やすき焼きを好んで食べてからというのも理由。けれど本当の理由はボクの親父といきなりステーキの社長が不仲というコトを知ってて、なんでそんな店にいくんだと、内緒で行ってブログに記事をあげたときスゴく怒った。そういう真っ直ぐなところがあった人でした。
社長と店は別のもの…、ってボクは思ってるから案外平気。今日もくる。アンガスビーフのサーロインを300g。ミディアムレアでお願いし、ご飯半分をセットに選ぶ。それから追加で焼いたニンニク。元気をつけてやる算段。

ちょっと変わった形に整えられた肉です。
しかもカメラをグッと近づけて撮ってみるもレンズがまるで曇らない。
すでに鉄板が適温になってしまっていたようで、少々残念。
ただ焼き加減は見事です。
薄いところと分厚いところで3倍ほどの差があって、一番分厚いところの断面の色っぽくってうつくしいこと。
それに対して表面の焦げたところのしっかり焼けて香ばしいこと。
こういう肉はシンプルに。醤油と胡椒で食べるのがいい。それで醤油をたらりと注ぎ、胡椒をガリガリ挽いてたっぷり。ひと切れ食べてみると、少々味がさっぱりして感じ、マスタードをつけ風味と酸味をくわえて食べる。

半分ほどを食べたところでタバスコをバシャッ。ヒリヒリするような辛さと尖った酸味が風味ひ弱な肉をおいしくしてくれる。
脂をほとんど持たない肉です。
さっぱりしてる。肉汁はジュワッと噛むたび出てくるけどそれがみずみずしく感じるか、水っぽく思ってしまうかは微妙なところ。メンドテールバターで旨味を整える。ご飯を半分。鉄板の上にのっけて塩と胡椒をほどこす。それから焼いたニンニクをのっけてガーリックライス味にする。
肉を食べはじめると肉汁が流れ出してきて鉄板の上にたまっていく。醤油混じりの肉汁をご飯に混ぜてスイートコーンや玉ねぎと一緒に食べる。これが一番おいしかったりするのがたのしい。腹みちる。

 

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