コメダの朝。モスの正常進化にホッとする。

ひささしぶりにコメダ珈琲にやってきてみる。
新宿の歌舞伎町入口近くにある大型店で、いつもにぎわっている。
コロナ以降、特に朝の時間はにぎやか。
仕事までの時間を調節する人。リモートワークを早速始める人たちと、もうこういうお店は喫茶店とか飲食店の枠を超えた役目を果たし始めているんだ…、ってしみじみ思う。
ブース席のように仕切られたレイアウト。タブレット端末を使った注文。会話よりもノートパソコンやタブレットのキーボードをパチパチ叩く音が主役というのも朝ならではか…。飲み物を注文すればその値段そのままでついてくるモーニングセットは全部で3種類。トーストにゆで卵か卵ペースト、小倉餡が選べる仕組み。今日は卵を剥きたくて、それでゆで卵のセットを選んだ。

テーブルにコンコン殻をぶつける瞬間。朝が来たな…、ってニッコリとなる。
小さな罅をとっかかりにしてゆっくり丁寧に大きく、大きく剥いていく。キレイに向ければ今日一日がいい日になってくれそうな縁起担ぎのようなたのしみ。スルンときれいに剥けました。
塩をぱらりとほどこしてムチュンと食べて、バターをたっぷり塗ったトースト頬張る。
アイスミルクコーヒーたっぷりサイズをお供にし、朝の時間をのんびりします。今日も気圧の変化のせいか耳が詰まってちと苦しい。

 

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午後は家でのんびりしようと四谷三丁目に帰って昼食。
モスに来てみた。
近所のバーガーキングもそうだけどハンバーガー系のファストフードのお店にはひっきりなしにデリバリースタッフがやってくる。
テイクアウトした料理と店内で食べる料理の姿がほとんど変わらない。運ばれる間に起こる商品劣化も最小限で、だからデリバリーに適しているって半版されているんでしょう。
あれこれたのんで、まずはコーンスープにラージサイズのアイスティー。ビーパーもらってテーブルにつく。朝のシフトはシニアスタッフがメインということもあって、やり取りのリズム、スピードがゆったりしてる。そういう部分が心地よいって思う年齢。お年頃(笑)。
テリヤキバーガーとスパイシーチリドッグは大抵いつもたのむオキニイリ。それに菜つみエビカツをつけようかなぁ…、と思ってメニューをみたら夏限定のホットスパイスモスチキンがあってそれでひと揃え。

テリヤキモスのレタスの見事なことにいつもウットリします。パテもソースもバンズもすべてこのレタスをおいしく食べるために最適化されているんだろうなと食べるたびに思うほど。ザクザクレタスが歯切れる歯ごたえ、口の中をみずみずしくする味わいに今日もにんまり。
スパイシーチリドッグはひさしぶり。ちょっとソーセージが代わりましたか。スモーキーな最近はやりの香りが強くて、せっかくのチリビーンズの風味が若干損なわれてる。モスはことホットドッグのソーセージに関して定期的に味を変える。かならずそのたびバランスが崩れてしまうのが勿体ない。
辛いけれど辛すぎないほっとスパイシーモスチキンは名作でしょう。最近は鶏の唐揚げ系商品がもてはやされてて新コンセプトも次々生まれているけれど、定番料理のこういう正常進化がほっとできるしうれしいかも。

 

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