クリクリのコーヒー、アンシェントンにイエゴハン

ちょっとお茶をと、クリスピークリームドーナツによる。
解体しがいのあるドーナツがないかと思うもショーケースの中はしみじみ大人しくって、それでコーヒーだけにする。
アイスコーヒーを下さい…、というと フルーティーなコールドブリューがございますがと言われてそれ。
お洒落なグラスに入って到着。
今の日本の人たちは、コーヒーに対してはお金を使う。だからドーナツがおいしくなったと売るよりも、コーヒーがおいしくなったという方が伝わるのでしょう…、まるでドーナツがコーヒーのおまけのような感じになるほど…、時代を感じる。切ない感じ。

お店の人の働きも、ドーナツを揚げるよりもコーヒーを落としたり注いだり、コーヒーマシンのメンテナンスにと、ドーナツ屋さんというよりもコーヒー専門店のよう。
お店の雰囲気もコーヒーのおいしいカフェ的。大きなテーブルがあったり、一人がけの丸いテーブルが置かれていたり。ソファ席があったりと…。椅子もベンチがあったりソファがあったり、あるいは仕事するのに良さそうな背中の伸びる椅子があったりと、いろんな使い勝手に対応していてそれでお客様も増えてる感じ。飲食店は何売る場所…、ってちょっと思った。オモシロイ。

 

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おやつどきをちょっと過ぎた時間に帰宅。
途中、おやつを買って帰った。

ポールのパンです。
アンシェントンっていうサンドイッチ。
ざっくりとした乾いた感じがおいしい細めのバゲットを半分開いて、そこにたっぷりツナサラダ。
トマトにレタスで出来上がりというシンプルレシピ。
ソースやマヨネーズは使わずツナの旨味とトマトの風味で味がととのう。なによりパンがおいしいのでしょう。
塩が強め。小麦の香りがかなり強くて、こんがり味わい香ばしい。空気をたっぷり含んでやけてて、硬い。食感かろやかで、噛めば噛むほど味が出てくる。ツナやトマトと砕けたパンがとけあって、トロンとお腹の中におさまる。
このパンだけを食べても多分、これほどおいしくないんだろうなぁ…、サンドイッチにしてこそはじめておいしくなる食材もあるんだなぁ…、ってしみじみ思う。家でぼんやり仕事する。

夜も家でご飯を作る。先日ステーキ屋さんで食べたデトックスサラダを真似て作ったサラダをまず。レタスをちぎってディルにバジルにケールにタイム。トマトを切り分けオリーブオイルと塩、胡椒。モサモサ食べる。
昨日からずっと炊いてた骨付きテール。スープをベースにしてテールシチューに仕立ててやる。とろみがあまり出なかったので最後にマカロニを入れてコトコト。パスタのデンプンできれいにとろみが付いて完成。骨からスルンとはずれるテールの肉はねっとり。ゼラチン質が強くて唇同士が貼り付くようなオゴチソウ。
仙台の油麩と絹揚げを一緒に炊いて口直し。お腹潤う、そんな夜。

コメント

  1. 何時も楽しく拝読しております
    我が家にも仙台麩が半分残っており、何にするか思案しておりましたが、絹揚げですか…美味しそうですね
    週末の晩御飯の参考にさせていただきます

    • サカキシンイチロウ

      花さん
      仙台麩はとても使いやすくてあると重宝する食材。最近はこうして多めの出汁で煮込んでたべるのがおいしいなぁ…、と、あと一皿ほしいときに作っています。
      さっぱりしているのに力が出るような味。ご飯もすすみます。

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