クラムチャウダーではじまる月曜、雨の朝

a-ts-newoman朝、新宿の南口。
新しくできた「NEWoMan」という商業施設。
南口にできた超高ビルの下層階には女性向けの物販施設。バスターミナルのビルの中には飲食店と、大きく2つにわかれてる。

NewなWomanとManを組み合わせてNEWoManと名付けたはずで、だとしたら飲食施設は男性向きかといえば、こっちも女性がメインの顧客層。
Manの要素はどこにあるのよ…、と不思議に思う。
まぁ、日本の消費世界は女性の力で廻っているんだ…。
とそう思えばこれも当然。いっそ「New Woman」と名付けた方が良かったかもねと、自虐気味(笑)。

この飲食施設の中で核をなすのが「Food Hall」で、飲食店が6軒。大きな空間を共有しながら営業している。
昼以降の一番人気は軽井沢に本店のあるベーカリーショップのレストラン。朝の一番人気はTavern on {S}。こちらも下町有名ベーカリーのパンを使ったサンドイッチが売り物で、日本人っていつからこんなにパンが好きになったんだろう…、って思ったりする。オモシロイ。

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さて、その一番人気の人気に乗じて朝をとる。バーカウンターを真ん中に、大きなガラスの窓一枚で、気持ちは屋外とシームレスにつながる明るいカフェエリアと、英国仕立てのパブレストラン的ダイニングエリアに別れる店内。
朝はカフェのこの明るさが、一日をステキにアレンジしてくれる。
ボクが座っている場所から写真を撮るととても西洋的。けれど座った席の後ろ側にある壁一面に富士山だとかパンキッシュなゲイシャガールのイラストがあり、それをオモシロイと思う白人系の外人客がやってきては写真をパシャリ。いろんなアピールの仕方があるなぁ…、って感心します。オモシロイ。

a-ts-clamchowderちなみに朝の時間帯のコーヒーはセルフサービスでお替わり自由。
のびやかな空間で待ち合わせするにも便利なロケーションというコトも手伝ってでしょう…。
仕事の打ち合わせに使う人が多くって、向うの方ではコンサルタントが、ボクの隣ではウェブデザイナーがクライアントとの打ち合わせ。
話の内容が気になって、のんびりできないのが玉に瑕(笑)。

さて朝ご飯。
サンドイッチもいいけれど、ちょっと趣向を変えてクラムチャウダーをメインに選ぶ。
ちょっと待ちます。
作りおきではなくて注文を受けてからひとつひとつ炊き上げるタイプのチャウダーだからでしょう…、コーヒーを一回お替わりしたタイミングでやってくる。
大きなボウルにタップリ。クリームとアサリの香りがふわっと鼻をくすぐる、香りがまずはオゴチソウ。
具材タップリ。じゃがいも、ニンジン、セロリ、アサリのむき身とスプーンですくうともれなく何かがスプーンの中に入ってくれるのがうれしいところ。なによりニンジンがニンジンの味、香りがするのがありがたい。

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パンを追加でたのみます。ソフトバゲットをさっくりトーストしたモノで、そのまま食べるとサクサク、前歯で歯切れる感じがなんともおいしい。
パンが散らかるくすぐったさが、寝ぼけ眼を目覚ます感じ。
それをちぎってパンに浮かべるとプカっと浮かぶ。スプーンでおさえて沈めると、空気がブクブク浮かんでチャウダースープとパンが馴染んでシットリしてくる。パクリと食べるとトロンととろけ、チャウダー味が口いっぱいに広がっていく。ほどよくお腹が満たされて、なにより朝からゆったり時間をおいしく過ごす。今日一日がよき日になるようなステキにニッコリ。仕事に向かって移動です。

 

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