キッチンたかと御苑の木蘭

土曜日の昼、キッチンたかにひさしぶりにくる。
人気の店です…、ひるどきというコトもあってさすがにお店は一杯で、お店の外で順番を待つ。メニューを見ながら、何にしようかたのしく悩む。
豊富なメニューです。あれも食べたい、これも食べたいと胃袋がいくつあっても足りないお店。悩んで悩んで、結局、3つ選んで2人で分けることにした。10分ほど待ちお店に入る。ご主人のタカさんが鍋をふって料理を作るコンロの真ん前。一等席に座って待ちます。まずやってくるのが牡蠣のバター焼き。
大粒の牡蠣に粉をはたいてこんがり表面焼き上げる。
季節限定。冬のごちそう。プクッとお腹が膨れててフリルのようになった部分はサクッと揚がったように仕上がる。オゴチソウ。

肉の料理を2つたのんだ。
ひとつはビーフ。薄切りの牛肉をソテしてソースをからめる料理。
トマトソースやガーリックバター、和風に柚子胡椒なんていうのもあるのだけれど、ココではやっぱりデミソース。
深いコクと軽く焦げた香りがおいしく、見た目を裏切るスッキリとしたなめらかソース。プルプルとした肉の食感がひきたち仕上がる。
もうひとつはポークソテ。
厚切りの肉をガーリックとともにこんがりやいてトマトソースとあわせてちょっと煮込んで完成。ふっくらとした豚肉はザクッと歯切れてジューシーでトマトの酸味と旨味がおいしい。牛肉の主張の強い食感、味と違って豚肉はどんな味をも素直に受け止めおいしくなってくれるのがいい。オキニイリ。

牛肉は脂の旨味と食感がおいしいように薄切りバラ肉。豚は歯切れ、歯ごたえがおいしいように厚切りにする。肉それぞれの特徴を上手に活かした大衆的なごちそう作りがいいなと思う。
しかも牛肉のソテの中には揚げたじゃがいもがゴロンと入る。牛肉の脂とデミソースが染み込みまとったいもがボリューム感もたっぷりでおいしいコト。牛肉とじゃがいもは互いが互いを引き立てるよきコンビにてウットリします。サイドについたポテトサラダにソースと合わせて食べるのもまたいい感じ。
千切りキャベツをたっぷりと。牡蠣のソテには分厚いベーコンがひと切れ焼かれてついてくる。サービス精神旺盛にニッコリしました。満たされる。

 

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夜、ひさしぶりに木蘭で食事。家の近所、新宿御苑の近くにあって上等な料理を気軽な値段でたのしめるオキニイリ。
まずは冷たい前菜代わり。
白菜の酢漬けをたのむ。白菜の白いところだけ使って作ることが多いこれ。ここのは青いところも全部使って、同じ白菜でも場所によって食感異なる感触違いをたのしめる。お酢の酸味もスッキリしてて食欲すすむ。
それからもひとつ春雨サラダ。
ホツホツパラパラ、口の中で散らかる春雨。細切りにしてきゅうりやハム、錦糸卵がそのホツホツをひきたて口が騒々しくなるオキニイリ。

続いてあたたかい前菜ふたつ。パリパリの生地にとろとろのあんがおいしい春巻きに、イカのすり身を揚げたもの。ムチュンと歯切れて口の中でとろけるゴチソウ、これまたおいしいオキニイリ。
今日の目当てはカニ玉。カニのほぐし身がたっぷり入って、甘酢じゃなくてとろみを漬けた青湯がたっぷりかかってふっくらなめらか。
五目あんかけそばをお供に夜の定食。ぶつ切りにした鶏肉とキャベツを味噌で炒めた料理にご飯、卵スープでひと揃え。
スープがしっかりしている店です、だからそばもあんかけもスープもおいしい。お腹も体もあったまります。さぁ、帰る。

 

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