カレーを食べてコールドプレスジュースを飲む朝

新宿駅から出発の朝。
C&Cでカレーを食べる。
新宿駅の南口下。京王新線の出口近くにある店で、チェーンの中では比較的あたらしい店。

カウンターだけの立喰スタンドのカレー屋さんからはじめて徐々に、椅子付きカウンターの大型店へと姿を変えた。
で、最終形がこのお店?
テーブルがあり、お店の雰囲気もちょっとカフェ寄り。
ただセルフサービス、先払いというのがファストフード的で、今の時代によりそう形態。
これにテイクアウトを積極的に盛り込めば、案外、いいコンセプトになるんじゃないか…、と思ったりする。

気軽な朝食メニューもあるけど、せっかくだから食べたいものを選んでたのむ。
ポークカレーの辛口を少な目ご飯で。
メンチカツをトッピングして、ほうれん草のソテを追加。らっきょうもそえて朝のご飯のひと揃え。
メンチカツはご飯の上に。カレーがかからぬようにのっけられているのがステキ。ほうれん草のソテは別添え、らっきょうも別添え。食べる前にほうれん草をカレーの皿に盛り付けて、福神漬けで彩り添える。茶色いカレーが色鮮やかに…、特に緑色のパワーは絶大。なんだか体に良さげなものをこれから食べるような予感にニッコリします。

メンチカツにソースをかける。
カレーで汚れていないのでメンチカツはメンチカツとして、カレーはカレーとしてまず食べられるのがありがたい。
とはいえ結局、最後は全部カレーの味になっちゃうだけどそれはそれ。
パン粉とひき肉が一体化した感じのカツで、だからザクザク。
前歯をくすぐるように歯切れて、ご飯と混じってネットリしてくる。

ほうれん草のしっとりした食感に、繊維がザクザク歯切れる感じに目が覚める。カレーの具材というよりも茹でたサラダのような感覚。口の中がみずみずしくなる。
カレーの中には煮込まれとろける豚肉たっぷり。クチャっと潰れて、肉汁じゅわり。ココのカレーは胡椒の辛さが際立っていて、舌をピリピリさせることはない。ピリピリじゃなくヒリヒリするような辛味があって、旨味の後から徐々に辛さが重なってくる。食べ続けると辛さを感じて汗が噴き出すって感じの味わい。スタンドカレーでボクが一番好きな味。

テーブルの上には福神漬けと紅生姜があり自由に使える。
かつては福神漬けとらっきょうが自由に使えたのだけど、2年ほど前、らっきょうのコストが上がってテーブルの上から姿を消した。かわりに紅生姜がやってきたのだけど、やっぱりカレーといえばらっきょう。ボクにとってカレーを食べるということと、らっきょうを食べるということはほぼ同義語でだから追加でたのんで食べる。
しかもココのらっきょうは酸味強めでコリコリしてる。カレーの中にゴロゴロ転がし、らっきょうの酸味でカレーにコクを出す。朝のお腹がほどよく満ちて、しかも体もあったまる。駅に向かって席を立つ。

 

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在来線の電車で北へ。
旅のお供にコールドプレスジュースを買った。
ココナツジュースをベースにケールやセロリ、パセリにグレープフルーツなどなど…。
何を搾ったものなのかを買ったときには聞いたんだけど、あまりにたくさんで忘れてしまう。

最近、コールドプレスジュースのお店が増えてきている。
スムージーのお店だったり、単にフレッシュジュースのお店もあってどこもそれぞれお客様がつき繁盛しているように見える。
しかもどこもが決して安くはないんだけれど。
特にコールドプレスジュースの値段は、ゆうに昼食が食べられちゃいそうなものなんだけど健康のためと思うとそれも安く感じる…、かもしれない。
そういうボクも、ときおり無性に飲みたくなって、飲んだ一日はなんだか調子がいいような感じにニッコリ。おいしさと満足の基準はそれぞれ。いろんな基準があるんだなぁ…、と思ったりする。移動中。

コメント

  1. koku

    私も偶然、榊さんと同じ日に同じ店で食べてましたねC&Cのカレー。お盆を持って料理ができるのを待つのは学食を思い出して懐かしい気分になります。

    それはそうと、今週のダイヤモンドお読みになりました? なかなか興味深い数字がたくさん出てきて面白かったです。ツッコミどころも多々ありましたが(笑

    • サカキシンイチロウ

      kokuさん
      外食の格付けって記事ですね。
      まだ真剣に読んではないのですが、へぇ…、なんでこんなチェーンの名前が出てくるんだろうってチャートにちょっとびっくりしたりしております。

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