アフターコロナ時のスタンダードのひとつ…、かも

家で朝食を作って食べて、ぼんやり今日は何にしようか…、って考える。
ノースケジュールに1人で立ち向かうのはなかなか切ないコトであります。
今日は銀座にいってみようか…。
それならおいしい寿司を食べるのもいいなと思って、銀座プラザにやってくる。ところが気持ちが勇んで早く着きすぎ開店時間前に到着。同じ施設の同じフロアのシティベーカリーが朝から営業。
これ幸いと前菜代わりに、ちと食べる。
飛沫予防シートが若干痛々しくて、ショーケースの中のパンがキレイに見えないところが残念ではあるけれど、でもしょうがない。
パンのバリエーションも若干変わったようで、はじめての「ツナサンドイッチ」を選んでたのんだ。

スープのラインナップも一新し、クラムチャウダーとガンボスープの2種類になる。夏といえばやっぱりガンボ…、とそれをたのんでストレートアイスティーをお供でひと揃え。スープは出来立てが厨房から。番号札をもらって着席。ホッとする。
お皿は使わずサンドイッチは紙の袋に入れただけ。
物販コーナーで買って帰るのと同じ扱い。だって値段はおんなじだもの。客席を使う分だけ値段を余分にいただきたいところ。それを同じ値段でというのはバーゲンしているのと同じこと…、って考え方でしょう。合理的です、嫌じゃない。

テーブルの上には「長時間のご利用はご遠慮ください」という立て札。
かつて無駄に長居する客は単に「お店の敵」だった。
けれど今や「社会の敵」になっちゃった。
時代はかわる。
しかもひと組もれなく一枚、テイクアウトに使えるクーポンを手渡すサービス。
ベーカリーレストランという物販機能をもった店だから、使い勝手もかなりあり、いいじゃないかと思ったりする。

それにしてもパンはやっぱりおいしいなぁ。
表面サクッとかっちりしあがり、噛むとふかっと小さく縮む。生地が粗くて空気をたっぷり含んでやけてる。だから食感かろやかで、中に挟んだツナや玉ねぎの存在感を心置きなくたのしめる。
ガンボスープもなかなか旨い。じゃがいも、コーン、にんじんにオクラがたっぷり。スパイシーでトマトの風味が酸っぱくそして自然な甘み。
しかもオクラのとろみがおいしい。スベスベお腹をあっためる。

ベーカリーショップで売っているパンやサンドイッチ。
飲み物などはセルフサービス。
温かい料理は厨房から運ばれてくるけれど、後片付けもセルフーサービス。
お客様だけでなく働く人の安全を確保しなくちゃいけない今には、このスタイルが新しいサービスのソリューションのひとつなのかもしれないなぁ…。
無理がない。
そしてここでいつも感心するのが、みんなキレイに食器やトレイを片付けること。お店の人が定期的に汚れた食器を片付けるのだけど、全部盛っていかずいくつか残す。その残し方がキチンとキレイで、それを手本にみんながキレイに片付ける。良い工夫だなぁ…、と今日も勉強。お昼前。

 

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