アップルジンジャー、レモラに利久

新幹線に乗る前に、旅のお供をと、ディーンアンドデルーカにやってくる。

a dd gingera ddリテイルショップは8時オープン。
ボクの電車は7時56分発でそっちはタッチの差。
エスプレッソバーの方は一足先の7時オープン。
だからそっちで飲み物を買う。季節のジュースがアップルジンジャー。
しかもスティーマーで温め作るホットジュースというのでそれを選んで作ってもらう。
作ってくれるのはいつも大抵、朝のシフトでココにいる馴染みのスタッフ。それがウレシク、ニッコリします。

ホットジュースは香りが華やか。
作ってもらって手に持っって、新幹線の席に着くまでずっと手元においしい香りのカップがあった。手があったかい以上に気持ちがあったかで、しかも飲んだらリンゴの酸味と生姜の風味がスッキリとしてとてもあったか。北に向かっての旅がたのしくなるような、ステキと一緒に行ってきます。

ところで先日手に入れ、至極ゴキゲンにしてオキニイリのガジェットがコレ。

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remoraっていうブランドのiPhone用の、どういえばいいんだろう、ケースというにはiPhone本体は剥き出しで、バンパーというにはいささかたよりない。iPhone本体を対角線上にクロスしたプラスティックにカードが挟める…、っていうだけのもの。そこにボクはsuicaを挟んで使っております。
これが大層便利でニッコリ。
今まで財布の中にsuicaを入れてて、電車に乗るたび財布を探していたのだけれど、これにしてからその手間省けて至極快適。コンビニなんかでもsuicaで決済することがほとんどだから、とても重宝。スベスベ過ぎたiPhoneの背面部分に凸凹ができ、持った感じも良くなったかなぁ…、と思いもします。オキニイリ。

riks出張先は仙台で、勉強会やら新年のご挨拶やらでいそがしく。
それでも仕事はひと段落して、そしたら急にスゴイ空腹を感じて、それで駅の利久にたち寄った。

仙台まで来て牛タンを食べずにいるのはあまりに寂しい。
けれど仕事に忙しくって、街を離れる寸前に牛タン食べときゃよかったなぁ…、ってそんな気持ちの人もかなり多いのでしょうネ…、仙台駅の新幹線の入口脇に牛タン通りっていうのがあって牛タンの店が数軒並ぶ。
どこもそれぞれ繁盛していて、中でもココが一番人気。
テーブル席は満席で、カウンターならというで承知…、カウンター。目の前には焼き場があって、炭の炎の上で牛タンが次々焼かれていくのを眺めて、待てる上席。
ガッシリとした、この人が焼く牛タンは絶対おいしいに違いないと、予感をさせる人が焼いてる景色がもうおいしげで、待ち遠しくてしょうがなくなる。

rik kiwami厚切りでジューシーなのが売り物のここの牛タン。その分厚さに拍車をかけてより厚切りで、断面プックラ盛り上がる。
つやつやしていて、見るだにジューシー。
「極み焼き」と言う、特においしい部位だけ集めた定食もらう。

タンは4枚。
それぞれ2つに切り分けるから、都合8切れがキレイに並ぶ。
深く入った切り目がめくれ、断面ツヤやか、芯はロゼ色、うつくしい。
こんがり焼けた表面は、キラキラ脂で光ってる。これほど色っぽく、肉感的な食べ物が他に見つかるかしらと思って、まずは目から味わいうっとり。

噛むとザックリ前歯で歯切れ、ムチュンと粘って舌や歯茎にからみつく。
一瞬、ひんやり脂が揮発し炭の香りをまき散らす。
旨いなぁ…、しみじみ旨い。
あまりの旨味に舌が疲れてしまいそうになり、七味をパラリとたっぷりふって口に喝入れ、もぐもぐ食べる。

rik danmenrik sideタンのサイドには浅漬け白菜。それがシャキシャキ、口を洗ってくれるよう。
ところどころに切った昆布が混じってて、旨味が滲んで味わい深くしてくれている。
白菜の横には南蛮味噌。
青唐辛子を仙台味噌に浸けこんだもので、これがもビリリと辛さが鋭く容赦無い。口に含んだ途端に口がスッキリ。牛タンの強い脂がリセットされてオモシロイ。
お皿の上のすべてが無駄なく、牛タン焼きをおいしくさせる名脇役であるところ。
長い時間をかけてこういう組み合わせを編み出したのでありましょう…、さすがと感じる。おもしろい。

麦飯とテールスープで一揃えのとこ、せっかくだからとろろもたのんでテーブルの上をにぎやかにする。
テールスープの中にゴロリと、テールの肉が沈んでて、これがホロリと崩れる感じが儚く、旨い。
ネギのシャキシャキ、甘いところも味わい深く、胡椒をたっぷりふってハフハフ。お腹がたのしく満たされて、仙台に来たって証にもなる。オキニイリ。

 

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