アップルカスタードパイにカステルフランコ
銀座で小さな打ち合わせ。お昼過ぎに電話があって、ひさしぶりにどうしても行きた店があるんだよね…、って指定の場所が東急プラザの地下にあるグラニースミス。
アップルパイの専門店。
午前中にはピーカンパイ。おやつどきにアップルパイと、今日はパイの日(笑)。
ボクも長い間来てなかったからいいよとそれでやってくる。
季節のアップルパイなんかもあって、全部で20種類くらいかなぁ…、けれど定番のパイはダッチクランブル、ラムレーズン、フレンチダマンド、イングランドカスタードと4種類。どれもそれぞれ味わい深く、けれど一番好きなのはイングランドカスタード。アイスクリームを添えてアラモードスタイルにし、アールグレイをもらって英国風の食卓とする。
さっくりとした軽い食感のパイ生地で、中にはまずぽってりとしたカスタードクリームの層がある。その上にシロップ煮にしたリンゴの層。
カスタードクリームは甘み控えめ。バニラの香りもやさしくてリンゴの風味を邪魔しない。シャキシャキとして酸味がくっきり際立つリンゴ。パイと一緒に口に飛び込みシャキシャキザクザク、ゆっくりとろける。バニラアイスクリームのひんやりとした味わいに、ほんのりあったかなパイが口の中で一つになってく感じがオゴチソウ。
香りの強いアールグレイをお供に食べて、頭の回転良くします。
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「カステルフランコ」って名前のイタリア野菜だという。「バラのようにうつくしい野菜」って注釈つきで売り場に並んでいたのだけれど、どうにもこれがうつくしくない。
白に紫、ところどころが緑色。
どことなく汚れた感じさえあって、でもむしろその薄汚さに惹かれて買った(笑)。
食べてみたらこれがおいしい。キャベツのような甘みがあって香りもキャベツ。けれどチコリのような苦味が後からやってきてその食感はとてもやわらか。調味料をまるで必要としないおいしさ。大人の野菜っていう感じ。
茄子のぶつ切り、豚バラ肉、そして油揚げを出汁で含め煮。みずみずしくてしっとりやわらか。煮汁がおいしく温まる。
押し麦を加えてご飯を炊いてみた。ただ水加減がわからなくって、ちょっとぺっとり、やわらかめ。麦ご飯と玄米ご飯。体のことを考えてそういうものをこれからたまには食べようと思っているから、ちょっと勉強いたしましょう。
サザエを2つ。つぼ焼きにした。上手にできたと思った直後、鍋が動いてひっくり返り煮汁がすっかりこぼれてしまう。もったいないけどしょうがない。
マグロの切り身を煮きった日本酒と白だしにつけこみ練り胡麻で仕上げた漬けに、つぼみ菜と油揚げをたっぷり入れた味噌汁作って今日の夜のひと揃え。のんびりご飯といたしましょう。
大丈夫?やけどしませんでしたか?煮汁美味しいでしょうに残念でしたね。
ボルテイモアのおかずさん
殻がひっくり返った瞬間に鍋肌で揮発する煮汁の美味しい香りにそのままなめてしまいそうな衝動に駆られました。
相当に残念でした。
カステルフランコ、初めて聞きました。キャベツのようなチコリのような、不思議なお野菜。
今日のお夕飯もお野菜がふんだんで貝や押麦ご飯まであって、なんて健康的^_^
カラダおもいの素敵なお料理ですね。
ヨウコさん
昔は作らなかった料理ばかりですね。
最近、本当に野菜がおいしく感じます。野菜ってこんなに味わいがあって、種類があって、飽きない食材だったんだなぁ…、って。
もっと早く野菜を一杯食べる食事にしておけばよかったなぁってちょっと悔しく思ってます。
お誕生日おめでとうございました☆
つぼみ菜にカステルフランコ…どちらも出会ったことのないお野菜です。
どこかで出会えるといいな。
美味しさを教えてくださってありがとうございます。
花粉症の私はそろそろ対策開始で、春は近づいています。
桜もゆっくり準備中ですね。
サカキbaraさん
花粉症とはずっと無縁だったのですけれど、最近、時々目が痒くてしょうがなくなることがあるんです。
花粉症を発症しないように、野菜を食べて体の免疫力を高めなくちゃって思っています。
英国風と聞いて思わず反応しちゃいました。市ヶ谷にswan&Lionっていう英国人がやってるテイクアウトのお店があってパイの充実がすごいです。既にご存知かしらん。アップルパイもグラニースミスと紅玉があったり、キドニーパイやスティルトンのパイやポークパイもあって…少々高価ですがグルマンシンイチロウ様にお薦めしたくなりました。
ntさん
Swan & Lion。知りませんでした。
10年ほど前に二七通りに面したマンションに住んでいたので、そのときにあったら頻繁に来てたろうなぁ…、って思うほど、おそらくここはオキニイリ。
教えてくただいてありがとうございます。ぜひ、行ってみます。