よもぎ餅にガラナコーラ

打ち合わせの合間。
甘いもので気持ちの疲れを癒やすことにする。
新宿伊勢丹の地下。
「虎屋菓寮」にやってくる。

買い物途中のおばさまたちの楽園で、冷たい抹茶…、抹茶グラッセで体を潤すのもいいかと思ってやってきた。

メニューを見たら、季節のお菓子が「よもぎ餅」。
3月の中旬から一ヶ月限定の季節のお菓子。だから間もなく販売終了。
しかもそれに抹茶グラッセをつけることができるお得なセットもあるというのでそれをたのんで、気持ちを甘くすることにした。

四角い切り餅の形をしていて、けれど鮮やかな蓬色。こんがり焼けて香ばしい匂いが漂い食欲誘う。そこにトロリと御膳餡。甘く似た小豆を濾してずっと煮詰めていった、ツヤツヤとしたなめらかな餡をたっぷりのっけて味わう趣向。
やわらかな餅にやわらかな餡がからんでポッテリ、奥歯を撫でるようにとろける。とろけながら春の香りを撒き散らし、首から上が春になる。
茶筅で空気をたっぷり含ませ、ポッテリとした泡がなめらかな抹茶グラッセ。気持ちがやさしくなりました。

 

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打ち合わせまでの時間に、書物するためルノアール。

最近、新宿の街をぶらぶらしてると、ルノアールの店が増えているのにビックリします。
ルノアールだけじゃない。
コメダ珈琲もなんでこんなところに…、って思うような場所にお店が次々できてて、喫茶店がブームなんだなってぼんやり思う。

喫茶店で斜陽業種の代表的なモノだった。
ファミレスのドリンクバーに「のんびりお茶をする」お客様は奪われて、スターバックスやドトールコーヒーに「とりあえずお茶」というお客様まで奪われた。
このまま喫茶店という業態はなくなっちゃうんじゃないかと心配する人すらもいたけれど、なんだかじんわり復活気配が漂っている。しかもおじさんたちばかりじゃなくて、若い人たちも集まってくる。ひとつは分煙の配慮が行き届いたからタバコを吸う人、吸わない人の両方に支持されるようになったから…、っていうのが大きい。

ただそれだけじゃなくかつてのルノアールといえばふっかりとしたソファ席メイン。新聞や手帳を広げてぼんやりするのに適してた。
ところが最近できるルノアールは椅子とテーブルがメインの店内。電源までもが完備されててスマフォ、パソコン、タブレットが使いやすくなっている。時代の進化に合わせて進化…、しているからの復活なのかと思ったりもする。
ガラナコーラを飲んで、細かな泡でブクブク喉を洗ってスッキリ。頭もほどよく活性化。仕事をしました、打ち合わせ。

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