ひさしぶりなり、峨眉山の昼

gabi1gabi2家の近所でランチとします。

ボクが住んでる四谷三丁目から荒木町の一体。
気軽でおいしいお店が沢山。
行ってみたいお店もあれば、行ってあげなきゃいけないお店もたくさんあって、だから気がつけば「ひさしぶり」ってコトになっちゃう。
「ウレシイ悲鳴」のエリアであります。

今日選んだ「峨眉山」という中国料理のお店もそういうお店のひとつ。ひさしぶり。
東京における四川料理の専門店の草分け的な存在の店。昔はワザワザ、たまに来ていた。さすがに四川料理のお店がそれほど珍しくなくなって、他にも沢山お店ができた。ところが歩いて来れる近所に引っ越してきたのでワザワザ来ることもなく、食堂使いができるようになったシアワセ。

gabi lunchgabi sidesランチタイムは気軽な雰囲気、値段も気軽で程よいお店。

主菜が毎週かわる定食が4種類ほど用意されてる。
二人でいってそれを2種類。

ひとつは「おぼれ鶏」。
蒸しどりのもも肉をぶつ切りにして、山椒がビリリと辛い辛子ダレと一緒にたべる。冷たい料理。なのにビリビリ辛くて口が熱くなる。これからの暑い季節にはぴったりの料理で何より食欲すすむ。

もう一種類は豚肉ときくらげ、ネギを玉子と一緒に炒めたもの。
玉子とじじゃない。溶いた玉子を油の中でふっくら固め、それも具材のひとつと扱い炒めていく。
ふっくらとした食感に、クニュクニュコリコリときくらげがよきアクセンと。シャキシャキとしたタケノコにむっちり豚肉と食感にぎやかなオゴチソウ。

それにご飯。コーンスープに大根の醤油漬け。今日の惣菜が一皿ついてひと揃え。
コーンスープはトロリなめらか。しかも中に大根がたっぷり入って風味独特。中国料理の味がする。大根はカリカリ、噛みごたえがあってたのしく、今日の惣菜は桜えびの紹興酒漬け。これがかなりの大人味で、昼からお酒をねだる味わい。
焼きそばひとつ。それを二人で分けることにする。

gabi yakisobagabi soba定食の他に麺をひとつ。
それで分ける…、というのがココでのいつもの食べ方。
サラサラ系の担々麺は、昔ながらのココの名物。
けれど今日はさすがに表も暑くって、それで焼きそば。五目あんかけ焼きそばにする。
極細の麺。
ストレートで細いけれどもザクザク歯切れて粘らぬ感じが潔い。

その麺を使った焼きそば。固めに蒸してジャジャっと炒める。それをグルンとまるめてお皿の上におき、上からあんをとろりとかける。
最初は固い。軽くほぐしてお皿の上に散らかして、上にあんをトロリとかけて乗っけて蒸らす。するとほどよく柔らかになる。やわらかくなってもザクザク、歯切れるところがたのしくて、不思議なほどにご飯のおかずにぴったりだったりするオモシロさ。

gabi gohangabi annintohuよだれ鶏の鶏の下には蒸した茄子。
鶏肉以上にタレを吸い込み、噛むとクチュっとタレが滲んでなすそのものの甘みを引き立ておいしくなってく。
ご飯の上にのっけてタレを少々注ぎ、ハフっと食べると夏味ご飯の出来上がり。

今日一番の人気はどうもよだれ鶏。特に男性客には人気のようで、ご飯をお替わりしながらみんな汗をかいてた。

五目あんかけ焼きそばの、あんかけだけをご飯にかけてあんかけご飯にして食べる。お米の粒のひとつひとつにあんが絡んでスベスベおいしい。具材の野菜やエビに豚肉。特に白身魚がしっとり、ふっくら。お腹もしっかり満たされる。
五目あんかけ焼きそばには、ハーフチャーハンか杏仁豆腐が選べるようになっていて、さすがに杏仁豆腐を選ぶ。スベスベとした昔ながらの寒天豆腐で、砂糖を溶いたシロップもサラリとお腹をやさしく撫でる。
ただこのあんかけを使うのならばチャーハン選んで、あんかけチャーハンって手もあったよなぁ…、と思ったりした。腹満ちる。

 

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