つばめグリルで舌を焼き、ジェラート食べて汗ひかす

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日曜の昼。ちょっと買い物…、のち昼ご飯。新宿の高島屋に来てそこの食堂街で食事をしようと思った。
これがかなりの人出で、どこも行列。いつもはすんなり入れる高級系のお店の前にも街の行列といういつもと違った景色にビックリ。どうしようかと思ってブラブラ歩いていたら、つばめグリルがちょうどお客様の入れ替わりというタイミング。
テラス席もございますが…、というのでテラスのテーブルもらう。
ビルの13階。このフロアーだけセットバックした構造で雨の降る日も濡れずにたのしむことができる海底な場所。テーブル同士の感覚が広くてゆったりしてるからでしょう…、子供連れのファミリー客が好んで選ぶ。今日もまわりはお子様連れのファミリー客。都心に住んでるとこういう環境で食事をするのが珍しく、なんだかたのしい。ウキウキです。

hambh-riceつばめグリルと言えばハンブルグステーキでしょう。
見ててもほとんどの人がたのんで食べてる。
ボクらもそれ。
たのむとまず柄の付いた分厚い木製の鉄板敷きがやってくる。
しばらく待って、フライパン。
ベイクドポテトとパンパンに膨らんだアルミホイルがのっかっている。中にはハンバーグステーキと蒸気がタップリはいってるのでしょう。
写真を撮ろうとカメラ構えて見ていたら、息を吸ってみたいに静かに上下していてニッコリします。

ナイフをさしてパカッと開く。
中からおいしい香りがしてくる。
こんがり焦げた脂の香りと、デミグラスソースのドッシリとした甘い香りが鼻をくすぐる。
ナイフで切り分け、一口、パクリ。
口の中で肉汁じゅわっと滲み出す。ふっくらタイプで、しかも底の部分がカリッと固くて香ばしい。アルミホイルを包まれているといえども焼けたフライパンに当たったところはやはりガリッと焦げて仕上がる。
ただのデミソースではなくビーフシチューがかかっているのも贅沢で、ただ熱々だから舌が味をなかなか感じてくれないのです…、だからご飯の上にのっけてちょっと冷ましてハフっと食べる。

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野菜も食べなきゃと、ハムサラダ。自家製のハムがタップリのっかっているレタスの葉っぱとオニオンスライス。昔なつかし系のフレンチドレッシングがおいしくて、なによりハムのシットリしていて味わい深いことにウットリ。
カニコロッケを二人で分ける。
細かなパン粉でサクッと揚がったコロコロコロッケ。中にはなめらかなベシャメルソース。カニのほぐし身もタップリ入ってトマトソースの酸味スキッとさわやかなこと。ご飯と一緒に食べて食べるとドリアのようで、お腹たのしく満たされた。

 

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ice-550ランチを終えて、食品売り場をウロウロしてたら、期間限定のジェラートショップが店を出してた。
色とりどりのジェラートが並ぶ売り場は心躍らす。
どんなフレーバーがあるんだろうか…。
そう思って近づき、見たら、なんとスイカのジェラートがある。
淡いピンクがおいしげで、どうしようかなぁ…、と迷う背中をストンと押したのがピスタチオ。
黄色みがかった緑色した、このピスタチオには弱いのでして、2つ一緒にコーンに乗っけてもらって食べる。

どちらもちょっと青いのです。

スイカの青い香りはどこかちょっとだけキュウリっぽくって、夏の名残の涼しい味わい。
一方ピスタリオの青さは濃厚。ネッツというより胡麻のような味わいがあり、けれどどこか若くて青い風味が残る。一口、そしてまた一口とユックリ味わい汗ひくステキにウットリしました。オキニイリ。

コメント

  1. 茶碗交番

    888矢部さんの処の元のビルは「千疋屋」

    奥の2階にあった観葉植物の繁った食堂部は、資生堂パーラーとつばめグリルの丁度中間のお味で好きでした

    神田万惣に長らくいらっしゃった方の「赤坂フルフル」は行かれましたか?

    • サカキシンイチロウ

      茶碗交番さん
      万惣さんは、洋食器を納品されていた会社さんとのつながりで、フルーツサンドイッチの作り方のご指南をさせていただいたご縁がございました。
      残念ですよねぇ…、ビルの耐震基準がまさか老舗の経営を左右するとは。
      フルフルさんはまだ行けておりません。
      もう行列はなくなったのかしら…。

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