たかしまコーヒー店のコーヒー、徳島の朝バフェ

徳島にくるたび寄ってみたくなる店。「たかしまコーヒー店」に今日も寄る。
駅ほど近く、いつも泊まるホテルから歩いて3分ほどの場所にある。
日曜日の火点し頃です。
近所のお店はほとんどシャッターが降りていて、もしかしたらココもやっていないかも…、って思って来たらうれしいことにお店はやってた。お店に入るといつもの人がいつものように働いていて、ホっとする。ほとんど毎日やってるんです。家族全員のイベントがあったりすると休むこともあるけれど…、って。
仕事は途切れる。けれど生活は一日たりとも途切れることはなく、だから生活と表裏一体をなしているこういうお店の営業は一日たりとも途切れないのが当たり前…、なんだろうなぁと思ってニッコリ。生きることと仕事することを分けることができない生き方って昔は多分当たり前だったに違いない。

ハムエッグトーストを作ってもらう。カウンターの中に小さなグリドル。そこでまず玉子を焼いて、玉子の横でパンも焼く。グリドルに染み込んだいろんな素材のフレーバーが自然にパンにしみこんで焼きあがっていく。表面カサカサ、けれど乾かずふっくら、シットリ。
バターを塗ってケチャップぷちゅり。目玉焼きとハムを挟んで4つに切って出来上がり。
玉子の焼き加減が好きなんですネ…、白身の縁はサクサク焦げて揚がったように仕上がって黄身は芯がシットリ半熟。ハムはムチュンと歯切れてシットリ焼けたパンにまとわりついて消えていく。やさしい苦味のやわらかコーヒー。深いコーヒーカップにあわせてスプーンも長い。何度も来ていてはじめて気づく。なんだか今日は得した感じ。お腹あったか、ますますオキニイリになる。

 

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徳島の朝のオキニイリのバフェ。
大体、何が用意されているのか行く前からわかるのだけど、いつもワクワクするバフェで、徳島的な素材や料理がふんだんに。
料理の種類そのものは決して多くはない。
その分、数合わせのような出来合い料理がほとんどなくて、用意されてる料理を全部たべてみようか…、って思わせるほどよさが良い。

ご飯の上にどっさり大根おろしをのせて、ちりめんじゃこもそわせて飾る。すだちを搾って醤油を少々。茶碗に口つけ箸でザブザブかきこむように食べていく。今日の大根は甘くてしかもみずみずしくて、体が潤う感じがステキ。
鳴門のワカメをたっぷり入れた味噌汁も、ちょっと甘めの味噌が地方の風味を作る。ご飯と汁がおいしい朝はうれしい朝です…、ニッコリとなる。

いつもの料理がいつものように揃っていました。それもご当地性をほどよくアピールしたモノで、例えばひじきの煮つけには徳島名産の蓮根が刻んでタップリ。シットリとしたひじきの食感にカリコリサクサク、蓮根が壊れて軽く粘っていくのがオモシロイ。
豆腐にワカメ。それからすだちでプルンと食べる。
魚のすり身をカレー風味に揚げたフィッシュカツ。阿波尾鶏を揚げた唐揚げと朝から揚げ物を食べなきゃいけない理由をしっかり作ってくれる、こういう献立は大歓迎。同じく阿波尾鶏の玉子で作っただし巻き卵もいい感じ。葉っぱ野菜に海藻麺をそえてトマトと一緒に食べる。パリポリ、顎を動かす度に破裂するように砕けて消える海藻麺が朝のリズムを作ってくれる。今日の仕事が終われば東京。長い旅行のしめくくり。

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