さみしいランチと口直し
ランチで新宿三丁目。「膳丸」という店のバフェを覗いた。
サントリー系の外食企業が経営している夜はダイニングバー、昼は野菜がメインのバフェレストラン。
1000円という値段もあってかいつも満席。待ちの行列がいつもできてた店だった。
半年ぶりくらいかなぁ…、ちょと違和感感じます。
馴染みの店に感じる違和感のほとんどすべてはそこに働く人たちの発する空気が原因。
ココもかつてと違って元気や活気がまるでない。どよーんとしていて、まるで違ったお店に来たのかって思っちゃうほど。
お客様も少ないんですね…、満席にならないというのも不思議な話でバフェのカウンターを見てこれまたビックリ。
かつての種類の三分の2くらいでしょうか。昔はカウンターにギッシリ料理がならんでいたけど、料理が置かれていないところが目立つ寂しさ。冷たい料理がステンレスのバッタに氷を入れたところに置かれてる。実質的で色気ないところが「とりあえず」って感じが漂う。もしかしたら食品腐敗とかの問題があったのかなぁ…、どうなんだろう。
お皿にそれでも料理をいくつか。葉っぱ野菜にオニオンスライス。トマトのオリーブオイル漬けをのっけて味を整えて、チキンフライにマグロの竜田揚げ。きんぴらごぼうにワカメとくずきりの酢ものをズラリ。
他にもいくつか料理があったけど、食指を伸ばす価値があったのはせいぜいこれだけ。きんぴらごぼうはどこかの食品工場で作られたモノに違いない味でした(笑)。山菜ご飯にひじきをのっけて健康的に。味噌汁の中にかぼちゃの天ぷら、うどんにめんつゆ。味をちょっと見てみたら一味足りずそれでトマトを乗っけて旨味と酸味を借りる。残念な昼。帰ります。
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中途半端な昼食で、ちょっと気持ちが萎えてしまった。
そのまま変えるとストレスためる。
用事を済まして家に帰る途中の駅で、ホットドッグを食べることにした。
ベルクでござんす。
朝から夜まで一日中、お客様でにぎわう店で今日もギッシリ、テーブル満席はほぼ一杯。
ちょうど入れ替わりのタイミングでテーブルひとつ見つけて座る。座れない人たちはカウンターで立って飲み、食べ、笑ってしゃべる。
生活の中のゴキゲンでたのしい時間がココにはあって、セルフサービスの喫茶店のように見え、多くの人がビールをたのしむ。
ボクの両隣、向う隣がビールを飲む人。土曜の午後を思う存分たのしむ空気が気持ちを明るく、たのしくさせる。
ボクらは冷たいコーヒーにする。
アイスコーヒー、アイスラテ。
特大のソーセージを使ったビッグドッグにクワトロチーズをとかして乗っけるスペシャルオーダー。
さっくりとした歯ごたえがあり、表面サクサク。
中はふっかりしたパンで太い白ソーセージをはさんだホットドッグ。
そのサクサクとしたパンの歯切れ感につづいてムチュンとソーセージが歯切れて肉汁、ジュワリとにじむ。
太いソーセージが口の中を満たす感覚。
それがたちまちちぎれてとろけるなめらかさ。
口の中でソフトバゲットのサクサク焼けた生地が散らかるニギヤカサ。
そこにとろけたチーズが混じって、チーズ独特の濃厚な旨味を広げてすべてをまとめてく。
二人で一本。
一口づつ。
お昼ご飯のデザート代わりな感じでパクパク。あっという間になくなっちゃうのが切なくて、一人一本食べれば良かった…、って思ったりした。気がすんだ。