おむすび権米衛、スープストック、コラボ飯

朝ご飯を四谷の駅の上で。移動の途中の途中下車。きっかけはひさしぶりにおむすびを食べたいなぁ…、と思ったことで、駅ビルの中におむすび権米衛というお店がある。そこでおむすびを買って、イートインコーナーでとん汁をお供に朝のお腹を満たせばいいやと思ってやってきた。
ただ、同じフロアにスープストックのお店があって、そういや、ココのビスクを長い間飲んでなかったと思ってそれらを一緒に食べることにする。おむすび権兵衛でおむすびなどをテイクアウト。これ持ち込みます…、ってスープストックのお店の人に了承とってビスクをお供に朝ご飯。

そう言えば、昔は駅の近所に「おむす人」っていうおむすびの専門店があって、よくそこでかったおむすびをココに持ち込み、ビスクと一緒に食べていた。
そのお店が入ったビルは現在建て替え真っ最中。
ビルが新しくなっても多分、そのおむび屋さんはそこには戻ってこないんだろうなぁ…、って思ってちょっとしんみりとなる。
街の新陳代謝はときにおいしい思い出を台無しにする。
しょうがない。

それにしてもこのビスク。
おいしいなぁ…。
ぽってりとしたなめらかな飲み口。トマトの酸味とエビの旨み。海のおいしさとクリーム系のどっしりとした旨みが一つに混じり合い、口の中を満たすシアワセ。

最近、コンビニなんかでもビスク系のスープや食品が普通に見られるようになった。でもかつてビスクなんてよほど料理に対して関心のある人でなくては知らない料理だったのに、こんなに一般的になったのは多分、スープストックがビスクを最大の主力商品として売り続けたからに違いない。

一方、おむすび権米衛の部。
いつもはたのむじゃこ玄米のおむすびじゃなく、梅ひじき玄米というおむすびにした。
黒いひじきにポツポツまじる梅色がキレイにみえて食欲誘った。
それから鶏の竜田揚げ。
ココの竜田揚げは米粉をまぶして揚げたモノ。
タレに漬け込み下味つけた鶏もも肉の表面サクッと。中はシットリ。そのシットリ感を米粉の衣のサクサク感が引き立てるのがなんとも美味しい。
しかも冷めても米粉のサクサク感は変わらずずっとそのまま。
こういうお店で売る唐揚げにはピッタリしていてオキニイリ。

ビニール袋の中から取り出し、プラスティックのパックのままでは味気なく、ペーパーナプキンの上に並べなおしてお膳の上を整え直し、朝の食卓をたのしくよそおう。

大きく、海苔でまかない上に若干、ゆるめに結んだココのおむすび。手でもちあがるかあがらないかのギリギリ加減がふっくらおいしい。…、のだけれど、今日のはいささかゆるすぎで、持ち上げようとするとボロリと崩れてしまう。しかもベチャッとやわらかい。
みずみずしいひじきを混ぜているからか…、それとも玄米ご飯の状態自体がゆるかったのかわからないけど、ちょっと残念。紙にペットリ粒がついてしまってことも勿体無い。
それにしてもココでいつも感心するのがスプーンの形状。先が平たくなっていてカップの底をキレイにこそげてスープを無駄にさせない気遣い。おもてなしってこういうコトを言うんだろうなぁ…、って思ったりした。さぁ、仕事。

 

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