おじさん的に大戸屋のことを考える…。

ちょっとお勉強を兼ねて大戸屋にくる。
年末年始をお休みします…、ってニュースで一時期、話題を作ったチェーン店です。チェーン店が定休日を取るのでなく年末年始に休むということが話題になってしまうということがむしろ今の日本のおかしいところ…、なんでしょうね。なんだか不思議。
一年ぶりくらいでしょうか…、かつて女性に媚び売りスイーツ系の商品を充実させたり改装したりと迷走著しかったのだけど、結局、おなじみさんとして支持してくれているのはおじさん。
今日もボクがすっかり保護色めいて目立たぬお店のムードにホッとしたりする。

蕎麦のセットを取ってみる。
昔は大きな板に並べた板そばでした。今では普通のサイズのせいろで、不思議なほどに伸びない麺。タレは一時期に比べておいしくなった。セットで小さな丼が選べてマグロ丼にする。

4枚ですか?
6枚ですか?とマグロの切り身の枚数が選べるところがお客様思いなのかどうなのか…。
4枚だとご飯を覆うことができなく貧相で、でも安く売るにはそれが限界。だからお金に余裕のある人には6枚選んでもらえばいい…、って工夫なんでしょう。ならば中をとって5枚にできないところが哀しい。
醤油のタレが付いてきて、それをご飯にかけるようになってるんだろうけど、それではせっかくの五穀米がもったいない。
切り身を一枚、また一枚と醤油に浸してご飯にのせて蕎麦についてたわさびを飾って、漬け丼風にして食べた。

ホッケの塩焼きを追加でたのみおかずにする。ほどほど分厚くよく焼けている。大根おろしにひじきに大豆の煮込みがついてる。大豆を箸でひとつひとつ摘んで食べると、自然とよく噛み食べることになるのがいいかも。
ただ小鉢や漬物があまりに貧弱。ついでについてる程度の量にクオリティなのが果たして本当に必要なのか。お膳を飾るためのものなら要らないのになぁ…、って思ったりもする。どうなんだろう。
それにしても、テーブルの上に並ぶ醤油や調味料。どれもが「大戸屋」ラベルが貼られているのだけれど、これっ「うちのブランドだからおいしく安心」のつもりなんでしょう。
でもボクの目には「安くするためPBブランドを導入したので正体お店できません」って言ってるように見えてしまうのね…、なやましい。

野菜が足りてないな…、と思う。そうだ、コールドプレスジュースを飲もうと新宿マルイの本館一階。パラシュートというお店にきます。
入り口脇にお店があって、マルイの開店前から営業。
インスタ映えするサンドイッチを狙って女子が朝からニギヤカだったりするのが、ちとくすぐったい(笑)。
食材の組み合わせによって10種類ほどのレシピがあって、赤いのだったり黄色だったり、あるいは濃い紫とかなんだか「効きそうな」ボトルが並んだショーケース。
オキニイリは「ケールダイエット」という、ココで一番、青汁に近いの。蓋を開けた途端に青い匂いがしてきて、口に含むと苦くて酸っぱい。一気にゴクゴク飲んでくと、軽い渋みが飲んでる鼻から唾液を促し、口の中がますます潤う。体も潤う感じにニッコリします。さぁ、仕事。

 

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コメント

  1. みやはら

    「でもボクの目には「安くするためPBブランドを導入したので正体お店できません」って言ってるように見えてしまうのね…、」なるほど! お店ブランドの物って何となく敬遠(主に食品)してしまうのはそういう事だったのか! あまり深く考えなかったのですが、何となく敬遠。でも、そういう事だったのですね。それに大抵あまり美味しくないしね。

    • サカキシンイチロウ

      みやはらさん
      そもそも、そんなところに知恵と手間をかけるのだったら、他の場所にもっと気配りするべきだろう…、と思います。
      食品メーカーのように振る舞う飲食店はあまり好きではありません。

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