№4でフライドエッグサンドイッチを作って食べる!

金曜の朝。飯田橋で打ち合わせがあり、しかも表はいい天気。家から歩いて飯田橋まで行こうと思った。
途中で朝食。「№4」というお店。
市ヶ谷の日テレ通りと呼ばれるとおりに面して大きな空き地がある。おそらく再活溌待ちの空地を有期限で活用しているのでありましょう…、公園みたいな敷地の中にぽつんと一戸建てでレストランを営業してる。
得難い立地の得難い空間。
実は近所に5年ほど住んでいたことがあって、もしそのときにココがあったら入り浸ってたに違いないなぁ…、って思ったりする。いいお店。ベーカリーが併設されてて入り口入ったところにパンの売り場がある。そこでかったパンをそのままコーヒー一杯を買えば食べて帰れる。朝の時間は先払い。コーヒーは自分で注いでテーブルへ。番号札をもらってたのんだ料理ができたらテーブルまで運んでくれるという、合理的でスマートなスタイルもいい。

フレンチトーストやオープンサンドのような焼きたてのパンを使った朝の料理があれこれ。
フライドエッグがメインの朝食セットをもらう。
玉子はひっくり返して焼いてください…、ってお願いをした。
そしたらできたフライドエッグの白身がサクサクになるまでこんがり焼けていることにウットリします。
焦げた白身の香りは甘い。しかもよく焼けてるのは玉子だけじゃなくフライドエッグの下のトーストもこんがり見事なよく焼き加減。耳の一部がガリガリに焦げているのにまたウットリ。鼻をくすぐる焼き立ての玉子とパンの香りにお腹がグーッ。
二個の玉子の一個をまずは…、とナイフを入れると芯の部分がまだ半熟。ネットリとした黄身の食感、サクサク壊れる白身の甘みに、あぁ、いい朝だ…、ってにっこりとなる。

ひとつサンドイッチを作ってやろうとトーストを割る。
玉子を焼いた油がパンに染み込みツヤツヤしてる。
バターもプレートの上にのっかってくるのだけれど、バターなしでも十分しっとり。
玉子を焼いたときの油が染み込みバターいらずの様相呈する。
焼いた玉子をパンにのっけて、パカンと挟む。
挟んで上から手のひらそえてしばらくズッシリ体重のせて、玉子とパンをなじませる。
フライドエッグが手のひらの下でプチュっと潰れる感じが伝わってきて、ちょっとドキドキ。パンと玉子が馴染んだらナイフでザクッと2つに切り分ける。この断面のうつくしいコト。

よく焼けたパンの表面のこげ茶色、明るい小麦粉色のパンに白身の白、黄身の明るい黄色からオレンジ色にうつろうグラデーション。噛むとサクッとトーストの表面歯切れてザックリ、プチュン、そしてムッチリ。前歯に伝わる食感もグラデーションをもって歯切れて、口に散らかる。オゴチソウ。

ハーブ野菜にはオリーブオイルをまとわせてレモンの絞り汁を少々。塩をガリッと砕いてちらしてサイドに添える。自然なおいしさ。噛むとハーブの緑の香りが口から華へと抜けてめざます。
小さな器にカットフルーツ。バナナにオレンジ、キウイにブルーベリーとさまざま。どれもジューシー、みずみずしくて特にバナナのおいしいこと。これをトーストにのっけて食べるのもよかったなぁ…、思ったりもする。ハンドドリップのコーヒーはさっぱりとした味わいで、酸味控えめ。朝からゴクゴクのんでもお腹を重たくしない。しばしぼんやり。さぁ、歩く。

 

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