№4の朝。アボカドトーストにフレンチトースト

遠くから友人が来て、一緒に朝食。
ゴキゲンな話ができるムードのお店でと「№4」にすることにした。
かつて住んでた町にできた一戸建て。都心にあってこの周辺だけ空が広くて、貴重な空地。再開発がはじまるまでの期間限定だからでしょう…、仮設店舗のような造りで、なのに決して安っぽくない。
入り口入ったところにパンの販売コーナー。オープンキッチンを眺めながら食事ができる客席ホールにテラス席。
どこに座っても「外」を感じる開放的な感じがたのしいオキニイリ。
今日も朝からにぎやかで、なんと満席。ウェイティング。
朝から行列ができることは今までなかった。飛び石の4連休のせいか大きな荷物を引張る人もちらりほらりと。以前から午後になるとずっとウェイティングがかかっていたから、人気が朝まで溢れ出してきた…、ってことかもしれない。
好きなお店が次々行列店になっていくのはうれしいような、でも気軽に来れなくなってくやしいような微妙な感じ。なやましい。

20分ほど友人と一緒に待った。誰かと一緒だと待つのもたのしい。おしゃべりしてたら目の前にスズメが一羽やってくる。人なつっこくずっとボクらの前にいて、そういえばここはタナカくんのオキニイリ。空から降りてやってきたかと思ったりする。
席につきモバイルオーダーで料理を注文。友人はフレンチトースト、ボクはアボカドトーストとフルーツサラダを選んでたのむ。
まずお供のコーヒーがやってきてテーブルの上にカップがふたつ並ぶんですネ。あぁ、いいなぁ…、ってしみじみ思う。カップの中から湯気がふわりと立ち上がりテーブルの上で混じり合う。やっぱりいいなぁ…、ってしみじみ思う。

そして料理がやってくる。
最近はずっとフレンチトーストばかり食べてたからアボカドトーストを食べるのははじめて。
薄切りにした全粒胚芽パンの上にアボカドペースト。
みじん切りにしたリーキがパラリ。
レタスやハーブ野菜の合間にイチゴとピンクグレープフルーツが見え隠れするフルーツサラダも色鮮やか。
お皿の上は緑の洪水。

友人はフレンチトースト。これが朝の人気のきっかけなんでしょう…、周りのテーブルをみても半分以上の人がたのんで食べている。
シェアーしようと取皿をお願いしたら楕円形のお皿がどうぞとやってくる。メインの丸いを邪魔せずテーブルの上にスッキリ収まるうれしい気配り。
二枚重ねのフレンチトーストを一枚づつ分けようと上の一枚を持ち上げる。そしたら下の二枚目には粉糖やシナモンがかかってないのネ…。粉糖、シナモンあってこそのフレンチトースト。ナイフを入れて縦に切り分け取りわけた。

アボカドトーストのパンはざっくり、小麦の香りが力強くてとろけるアボカドをしっかり受け止め口の中をにぎやかにする。
薄付きドレッシングにフルーツの甘みや酸味、香りが混じって葉っぱ野菜がシャキシャキ歯切れる。口がスッキリするのがうれしい。
フレンチトーストはやっぱりおいしい。
ふわふわしっとりのブリオッシュ。塩味きかせたホイップバターにメープルシロップ。クロム色したお皿の縁に散らかる白い粉糖、茶色いシナモン。
ひと口分を切り分けてホイップバターをたっぷりのっけメープルシロップをゴクゴク飲ませてパクっと食べる。ズブッと潰れて泡になって消えてくような儚いおいしさ。ウットリしながらパクパク食べて、たのしい会話を盛り上げる。

 

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