MKレストランで自由な鍋を自由に食す

何を食べよう。
あれやこれやと考えるものの、どれも決め手に欠けて迷った。
こういう時はバフェか、あるいは食べ放題。
それもひとつのものをひたすら食べてお腹いっぱいじゃなく、いろんなものを選びたい放題のようななのがいいなぁ…、とそれで「MKレストラン」。

アジア系の鍋の店。素直に表現するなら「火鍋」の店…、ってなるんだろうけど、それではあまりに専門店過ぎる。広い客層にアピールするよう「しゃぶしゃぶの店」っていうことにした。だから結構ファミリー客の利用が多く、日曜の今日は小さな子供づれの若いファミリーが東南アジアや中国からのグループ客に混じってワサワサ。楽しげな様にワクワクします。

鍋のお店には「素材系」「スープ系」「タレ系」の3種類がある。
お店、お店でその優先順位が変わってそれが特徴になる。
この店の場合、タレ>スープ>素材の順で、正直いって肉のクオリティは良くはない。
けれど素材のバリエーションは結構豊富。
こんなモノまで鍋の具材にしちゃうんだ…、ってビックリするようなものまで用意されている。
例えばソーセージや豆腐の真丈。レタスにベビーコーンや雲呑と自由でそれがたのしかったりするのであります。
季節の素材の一押しが薄切り大根。丸い断面そのままに5ミリほどの厚さで切られて、スープを吸い込みザクザク歯切れる食感たのしい。
チキンボールや鳥の胸、モモ。きくらげ、春雨、ニンジンと自由に選んで鍋の中へとドサドサ入れる。肉はどれも凍ってて、凍ったままでやってくる。豚バラ肉なんて数枚がくっついたままでやってきて、それをそのまま。スープに浸して一枚、一枚、剥がしながら温める。剥がさないで熱を通すのと丁寧に剥がして熱を通すのではしっとり感がまるで違って感じる不思議。

6種類ほどのスープの中から2種類自由に組み合わす。
オリジナルのチキンベースのスープといつもはすき焼きスープをたのむのだけど、今日は季節の味噌味生姜スープを選んだ。生姜の風味で食べてるうちにポカポカお腹があったかになる。
タレは全部で3種類。胡麻ダレ、ポン酢風のレモンダレに、ニンニクとチリがたっぷりはいった甘辛ソースで、それらを使って肉や野菜や多彩な具材をたのしく食べる。

寿司や点心も食べ放題になるプランがある。今日は点心も食べ放題のプランを選んで、だからあれこれ。金魚の形に整えた魚のすり身の入った餃子。エビの餃子に肉焼売と、どれももともと凍っているに違いなく、けれどそこそこおいしく感心。ニラ饅頭やチーズをくるんだ揚げ雲呑。どれも揚がった生地がバリバリ、砕ける感じがオゴチソウ。
考えてみれば中国圏をターゲットにしたこういう食品。製造できる数はおそらく圧倒的で、コストダウンが果たしやすいからレベルがどんどん高くなっていくんでしょう。日本だけをターゲットにした食品は、別の差別化に向かっていかなきゃ生き残れないな…、ってしみじみ思う。

〆に麺。今日は味噌味スープをメインに具材を入れた。だからチキンスープはクリアなままで、それを使ってスープ麺。コシの強い玉子麺を固めに煮込んで器に入れる。器の中には胡麻と辛いタレをあらかじめ沈めておいて、残ったスープに玉子を溶いて火を通す。ふっくらしたのをたっぷり乗っけて、ネギに胡麻。
ゴリゴリとした麺の食感を玉子のふっくらが引き立て旨い。
ちなみにソフトドリンクの飲み放題もプランにつけた。最初はウーロン茶ばかり飲んでたんだけど、飲み放題で無性に飲みたくなるのがメロンソーダで、今日も最後のデザート代わりにゴクリと一杯。お腹も満ちた。お買い物。

 

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