LOVEも健在、ポールバセットのご機嫌な朝

朝、ひさしぶりに西新宿まで足を伸ばした。仕事があるのは新宿三丁目。地下鉄をそこで降りずに一駅過ごすと新宿駅。もうひと駅で西新宿と、たった2駅なのだけどオモシロイほど電車の中の空気が変わる。
新宿三丁目までは空気を運んでいるようで、三丁目から乗り換えの人がやってきてザワザワしてくる。新宿駅で乗る人、そして降りる人。降りる人は新宿乗り換えの観光客がほとんどで、乗ってくるのは西新宿のオフィス街に通勤する人。彼らと一緒に吐き出され西新宿の駅をあがると地上はまるで別世界。
東京の街は多様で多彩。東京らしさを一言で総括するとしたら多様か多彩。自分の東京を見つけられるかどうかが、好きか嫌いかを決するんでしょう。今朝もLOVEは健在です。

ポールバセットで朝食にする。
好きな場所です。
好きな「店」というより好きな「場所」という方がしっくりくるような感じがする。だってそこに居ることだけで気持ちが明るく、そして不思議とおだやかになる。
超高層ビルの地下にあって、大きな天窓から外の光がほどよくシャワーのように降りてきて空間全体をぼんやり照らす。年を経るごとに味わいの出る木造りの床にテーブルに椅子。この空間の3分の1ほどをイタリア料理のサルバトーレが占有し、残りがポールバセット。その両方の店は違いを意識しあって溶け合う感じ。こういう場所はほかにない。

厚切りベーコンとマリボーチーズのサンドイッチを朝のメインに選んでたのむ。
以前はサンドイッチは厨房で焼かれてやってきていたんだけど、今日はエスプレッソマシンの横に置かれたオーブントースターでバリスタ自ら焼いている。
スターバックス的スタイルで、料理の価値がほんのちょっとだけ下がるような気がしてしまう。

お供の飲み物はフラットホワイト。エスプレッソにミルクをたっぷり。最後にみるくの泡で飾って仕上げる白いカプチーノって感じの飲み物で、朝のお腹にやさしくおいしい。コーヒーカップに注ぐミルクできれいな模様が描かれる、いつもながらの手際にウットリ。

フラットホワイトをまずズズッ。ちょっと酸っぱい。
もともとここのエスプレッソは酸味が強い独特の味。ミルクと混ぜても酸味が明るくスッキリとした味が特徴なんだけど、今日はいつも以上に酸っぱい。ボクの体がそう感じるのか…、それとも焙煎の仕方が変わったんだろうか。どちらにしても好みの範疇、悪くない。
分厚いベーコンは噛みごたえといい味わいといい、脂がおいしくなかなか上等。唇を濡らしてひんやりさせる脂をふっかりとしたパンがしっかり受け止める。胚芽の香りがただよう粗い仕上がりのパン。ばっさりするのをチーズがまとめてとろかす素敵。しばらくぼんやりいたしましょ。

 

関連ランキング:カフェ | 西新宿駅新宿西口駅都庁前駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。