CoCo壱番屋でコクサイ化を知る

夕方、歌舞伎町で野望用の日曜。本格的な晩ご飯には中途半端な時間で、それでカレーでもとCoCo壱番屋を選んで入る。ひさしぶりのことでござんす。
席に案内してくれる人は中国系の笑顔かわいい女性スタッフ。厨房の中をのぞくとインドネシア系に中東系。韓国系と国際的なスタッフばかり。名札を見ても日本由来の名字はひとつもない状況。
日本語メニューの他にインターナショナル版のメニューが用意されてて、しかもこれが4ヶ国語対応。商品名だけじゃなく料理の頼み方とか食べ方とかまでが丁寧に説明されているメニューというよりまるでマニュアル。ここまでしなきゃいけないんだなぁ…、と思いつつもお客様を見るとこれまたインターナショナル。日本人はボクたちくらいという状況。

「外国人が来てくれればいいなぁ…」だとか、「外国人くらいしかお金を落としてくれないから」とか、それでなんとなく英語や中国語のメニューを作るってそういうお店は結構多い。
そういう店のメニューは「日本語を外国語に翻訳し置き換えただけ」。
その店の商品や仕組みをしらない人たちにとっていささかわかりにくい、残念なメニューになりがち。
ココのメニューのように、一から作り直すようなメニューは少ない。
だからおそらくわかりやすくて、それでこうして多彩な人がやってくるようになったのでしょう。
「ビジネスチャンスに対応」するのは簡単だけど、「多様なおもてなし」を真剣に考えるのは手間もかかるけど、どちらの効果が大きかと考えるなら違いは歴然。
感心しました。

サラダをたのむ。グリーンサラダの上にカレーのトッピング類をのせてバリエーションを出していて、ソーセージサラダっていうのをたのむ。
フライアーにソーセージを突っ込み、加熱したもの。だから表面パリッと揚がって中もジューシー。中途半端に焼くよりおいしく、電子レンジ調理なんかにゃ出せぬ味わい。野菜の品質はパリパリしっかり管理されてて、悪くないなぁ…、って思って食べる。

メインのカレー。
2人でいって2種類たのむ。ボクは「手揚げ三昧」というメニュー。
コレ以外にも「三昧シリーズ」が充実してて、鶏の揚げ物にチキンカレーをあわせた鶏三昧とか、牛肉関係のトッピングをのっけた牛三昧とか。
案外人気があるようで、ただ組み合わせるだけじゃなくこういうテーマをもったコンビネーションってオモシロイなぁ…、と思ってとった。

揚げ物トッピングが豊富なココ。中でも衣の付け具合にこだわった手揚げシリーズはかなり上等。ロースカツにヒレかつ、それからささみカツと3種類のカツを並べた姿はかなりの迫力。
カツそのものも味も上等。
コレがとんかつ専門店で出てきたらチープに感じる。けれどココはあくまでカレー屋。だから期待のレベルは低く、けれど期待にしっかり応え上回ることがでるとおいしく感じる。
上手なやり方。また感心。ほうれん草もトッピングしてカレーの辛さは4辛にする。お腹の芯から汗が出る。

もう一種類はシーフード三昧。イカの揚げたの、エビに魚のフライで三昧。カレー自体にもアサリがたっぷりはいってて、海の旨みでコクが出る。
辛味を加えるためのスパイス。あるいは甘みを足すソースと、いろんなカスタマイズができて自分の好みを自分で作っていけるところもたのしい。悪くはないなぁ…、と思いつつ、同業他社に比べるとちょっと高めの値段に感じる。
この商品自体が高いというのではなく、他に比べて高く感じるこの日本。だからもしかして日本人より外国人のお客様が多いとすれば、なんと日本は貧しい国。これからますます貧しい気持ちの人が増えてくるのかもな…、と思うと寂しい。勉強です。

 

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コメント

  1. nt

    いつも楽しみに見てます。大ファンです。
    沖縄から帰ったアメリカ人(兵)に沖縄のソウルフードは何かって聞いたら「ココイチ!」と多くの人が言うらしい。アメリカ人にはシステムも味も分かり易くウケルのですね。

  2. サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

    ntさん
    実はボクがはじめてCoCo壱番屋のカレーを食べたのはハワイでした。はじめてなのに、なんだか懐かしい気持ちになったのを覚えています。
    カレーとかラーメンとか、海外の人には新鮮でたのしい食べ物なのでしょうね。
    はじめまして。ステキなコメントありがとうございます。

  3. May

    はじめまして。いつも楽しく拝読しておりました。横須賀のCoCo壱番屋もベース(米軍基地)の方々で賑わっています。トッピングの選択肢が多いのは日本人にも嬉しいです。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      Mayさん
      カレーってとてもわかり易いおいしさがありますよね。だから軽々と国境を超えていくんでしょう。
      ご飯少なめでトッピングを多彩に選んで加えるとまるでカフェのワンプレート料理のようになってくれるのもウレシイですね。
      はじめまして。
      コメントどうもありがとうございます。
      昔、逗子に住んでいたこともあり、横須賀は身近で懐かしい街です。

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