C&Cのらっきょう、亜麻亜亭の紙おしぼり

昨日は新宿駅の西側で老舗がどんどんなくなっていく…、という寂しい日記が多かった。
今朝は西口でも変わらずがんばり続ける店で元気を出そうとまずカレー。
C&Cの本店にくる。
京王電鉄系のカレースタンドで誰も借りない小さな場所がはじまりだった…、のでしょうね。今では店もたくさんになりどこもが立派で居心地の良い椅子付きの店になったけど、ココは立ち食い。
不思議とここで食べるカレーはおいしく感じる。
しかもここだけ、昔通りにらっきょう食べ放題のサービスがある。食べ放題といってもカウンターに福神漬けと並んでポットが置かれて中に収まっている…、ってことなんだけど、昔は全店こうだった。期間限定ではじまって、ずっと期間延長中というのがうれしい。

これでも店の造りはおしゃれになった。カレーをいれる器もステンレスから白いプラスティックの食器になった。本当はネ…、スタンドカレーはステンレスの楕円形のお皿に入ってくるのが正統と思っているから、昔のほうがボクは好き。
胡椒のきいたヒリヒリカレー。ポッテリとサラサラの真ん中的なやさしいのどごし。朝の安いカレーもあるけどお布施のつもりで通常カレー。コロッケのっけて朝とした。
らっきょうをタップリご飯の横に、福神漬けはカレーの中に直接いれる。福神漬けは具でらっきょうは薬味…、という解釈(笑)。じゃがいもコロッケにソースをかけて、酸味と風味をたのしみ食べる。体がポカッとあったまる。

 

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打ち合わせの途中でお茶。時間待ち。
亜麻亜亭という喫茶店。バイオリンの名工、アマティの名前をもじった店名。クラシックの響きが一日心地よい店。
ひさしぶりに来てみると空気がおいしくなっていた。
全席喫煙だったのが、喫煙席は億の一部でそれでかいつもは混んでる店が今日は静かでなおさら空気をおいしく感じる。
ターミナル駅の近所の喫茶店はタバコに対してこれから厳しい決断を迫られることになるんでしょうネ…、しょうがない。
ちなみにこの店。サービススタッフのコスチュームが少々ゴシック。Winkが好んで着ていたコスチュームっぽく思わず「背徳のシナリオ」を口ずさんだりしたくなる(笑)。おじさん、踊りも踊れます!

コーヒーもらって玉子ロールサンドを一個。小さなサイズでおやつにピッタリ。ふっかりとした玉子と甘くてぽってりとしたパンの食感が相性もよい。
ただ最初に分厚いおしぼりがくる。それにおいかけサンドイッチと一緒にもうひとつおしぼりがくるというのにちょっとびっくり。あまりの無駄にどちらも使わずそのままかえす。
そういう部分にお金をかけて、なのにテーブルの塗装が剥げても平気なところ。大丈夫かなぁ…、と思ったりする。
アイスコーヒーは濃くてけれど酸味が少なく、氷がとけるとゴクゴクのめるようになってる。ミルクを注ぐと沈まずゆったり、氷のまわりにまとわりつくのが肉感的でのんびりします。午前中。

 

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コメント

  1. 食欲

    サカキさんはおそばだけでなく、カレーにもコロッケなんですね。数あるトッピングの中からあえてのコロッケ。ブレなさかげんにくすりとしました。
    こういうトッピングを選ぶスタイルのカレー屋さんのルーって、基本具なしのさらりとしたタイプですよね。これ家でやろうとすると、ちょっとコクが足りなくなる。野菜とがたっぷり入れてつぶしたりすると舌触りが違う。かといって顆粒の鶏がらの元なんかいれると塩からくなる。いちからスープもとりたくないし。。。悩ましい。
    それにしてもこの喫茶店のテーブルのはげ具合は相当ですね。びっくりした!

    • サカキシンイチロウ

      食欲さん
      カレーにソースをかけたくなってしまうのです。スタンドカレーは「みんなの味」を求めていくんで、どこかひと味足りなくなっちゃう。
      ボクの場合、酸味と風味を足したくなっちゃってそれでソース。本当はウスターソースがいいんだけれど、中濃ソースでもしょうがないか…、と。
      そのソースを受け止めるクッション材としてのコロッケ!
      唐揚げでもソーセージでもなくコロッケ!
      ささやかなこだわりなんです。

      喫茶店のテーブル。素材はいいんです。だからこそ丁寧に養生して使ってあげれば長持ちもするし、古ぼけるのでなく良い味わいを出してくれるに違いない。もったいないなぁ…、って思いました。

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