5時間かけて牧のうどんを食べに来る今日

台風で飛行機飛ばないと嫌だなぁ…、と思って新幹線で移動に変える。目的の場所は熊本で東海道に山陽、それから九州と3つの新幹線を乗り継ぎ移動。途中、博多で昼ご飯。
牧のうどんにやってくる。
6時間を超える移動も、途中で牧のうどんを食べられる…、と思えば理由もできようものと、博多の駅から勇んでお店を目指す。時間は昼休みがはじまる前、午前が終わる直前のコト。それでもお店はにぎやかでした。
忙しい中、笑顔で料理を運ぶおばちゃんの笑顔! ごぼ天と肉のうどんにかしわめしがつく定食選ぶ。
コロッケを追加で食べたく、けれどボタンひしめく券売機にコロッケボタンを見つけきらずお店の人に100円わたして直接注文。そしたらおばちゃん、その足で券売機にいき食券買って注文にする。ありがたいなぁ…、ってニッコリします。

まずは定食がやってくる。
料理が並んだお膳が席に運ばれてきた、その段階でうどんはすでに汁を吸い込み膨らんでいる。それをヌメヌメ味わいながら、肉の甘辛味が混じった汁をすすっていたらコロッケが来る。
うどん屋さんのトッピングを遥かに超えた見事なコロッケ。
追加注文をしたときに、おばさんが自然にボクに「お土産ですか?」と聞いたほど、実は人気があるらしく5個とか10個とかまとめ買いをする人が少なからずいるんだという。
確かにサクサク。中のじゃがいもはしっとりしていて塩の風味で味が整う。ウスターソースをかけるとそのままご飯のおかずになりそうな味。しかもうれしいことにコロッケ単品には茹でた豆もやしがついてくる。それをうどんにのっけてパクリ。もやしにうどんの汁が染み込み博多おでんのもやし味。

かしわ飯をおむすびとして提供する店が多い中、牧のうどんではずっと茶碗に盛って出す。
しっとりしていて、焦げた醤油の香りがおいしくそのまま食べても十分おいしい。
けれどそこにうどんの上の肉の甘辛煮込みをおく。
一味をパラリ。
すき焼き丼みたいな味になるのがステキ。煮込まれ汁を吸い込んだ牛肉ほろほろ口の中で崩れてご飯に混じってく。うどんの上においた肉は自分の脂と煮汁の甘みを汁にうつしてふっくらしてくる。
肉と一緒に煮込む野菜は玉ねぎじゃなくネギというのが、牛丼的ではなくすき焼き的。肉と一緒にうどんを食べると、すき焼きのあとのうどんのような味になるのもオモシロイ。
バリバリとした衣と一緒に揚がったごぼ天が、汁を吸い込みフニャフニャ膨れてやわくなる。見た目はとても情けなくって、けれどその情けなさこそがおいしい姿というのがウレシイ。うどんも膨れて器の中が乾き始める。

命の水を注入です。小さなやかんに入った汁。それを注いでズルンと食べる。それまでなりを潜めてた出汁の香りがフワッと漂う。器に口つけ大きく口をあけたところに、ただただ汁とうどんを流し込みつつ味わう。
歯はいらない。喉の入り口をヌメヌメ麺がなでてお腹におさまっていくそのさま、なんとも肉感的でウットリします。
麺を全部食べたらかしわ飯の茶碗に出汁を注いで汁かけご飯。トッピングややわいうどんから出る小麦の風味が混じった汁とはまるで違った味を感じる。ご飯と一緒にサラサラ口の中に飛び込み、清々しい節の香りと昆布の甘みを否応なしに吐き出しながら消えていく。
このたのしみのためにおそらく、おむすびじゃなく茶碗でかしわ飯を売るのでしょうネ…、どうだろう。そして最後に空の茶碗に出汁を注いでゴクリと飲んだ。自然な甘みが旨味を伴い口を満たして、最後に軽い酸味で終わる。あぁ、ありがたい。疲れ吹っ飛ぶおゴチソウ。

 

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コメント

  1. かにっこ

    こんにちは。サカキさん。
    ちょっと前にワタシも博多で美味いもの三昧しまシタ。うどんゎ空港で食べましたが、博多のうどんは格別ですね。あののどごしは他でゎなかなかありません。イカも絶品でしたし、博多ゎ食べ物選ぶのが大変っすね。また、博多のうどん食べに行きたいです。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      かにっこさん
      しかも同じうどんでもお店によって微妙に違っていたりするんですよね。夜は夜で鉄鍋餃子や玄界灘のおいしい魚。ぼやぼやしてると一日中何かを食べちゃう羽目になります。それはそれでシアワセなんですけどね(笑)。

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