3日続けて焼き肉の夜

仕事を終えてたのしい打ち上げ。「柿苑」にくる。
そういえば先月の仕事終わりもこの店だった。おいしくたのしい店は何度来てもいいものですな。
ちなみに焼き肉の専門店。昨日の夜も焼き肉、おとといの夜も焼き肉。つまり3日続けて夜は焼き肉。しかもその3日とも違うタイプの焼肉店。おとといの店は酒をおいしくたのしむための大人のお店。昨日の店は丁寧な手仕事をたのしむための上等な店。
今日のお店は住宅街の真ん中にあり、おいしい肉を気取らぬ雰囲気で心置きなく味わいお腹を満たす店。お店に入ってそれぞれの逸者をたのんで乾杯。みんな一斉に小皿のタレに七味をモクモクとふりかける。
辛くてにんにくの風味強烈なこの地方独特の焼き肉のタレ。辛味だけじゃなく甘くもあって赤唐辛子の辛さが味わいを引き立てるんだ…、というのでみんなモクモクと。ボクは容器の蓋をとりさらさら注いで準備完了。

肉が続々やってくる。塩だけほどこし焼き上げるハラミはタレに浸してわさびをのっける。脂がほどよくのっていて、むっちりとした歯ごたえとたっぷり滲んで染み出してくる肉汁口を潤すおいしさ。
脂ののった牛の大腸。ロースととんちゃんの盛り合わせと、昨日の几帳面にきれいに並んだ肉とは違って雑然と、でも勢いよく盛られているのにニッコリします。きれいに並んだ肉は一枚ずつ丁寧に焼く。けれどこういう装いの肉はバサッと鉄板に乗せ、ボーボー焼いてバクバク食べたくなるのがたのしい。あらかじめタレにまみれた肉がこんがり、焦げ目おいしくやけていき、にもかかわらずそれを再びタレにひたしておいしくさせる。

三色ソーセージっていうココの人気もの。
ガーリック風味に粗挽きソーセージ、それからチョリソと3種類。
鉄板の上に並べてこんがりよく焼く。
表面がカリッと焦げて、つやつやしたらタレをくぐらせパキッと食べる。ソーセージが焼ける鉄板はどこかたのしげ。焼肉屋にてバーベキュー…、って感じがするのもまたオゴチソウ。
こういう店ではサラダなんかよりざく切りキャベツ。
ウスターソースがかかってて、キャベツ自体の甘みが引き立つ。
シャキシャキしていて、みずみずしくて口の中がリセットされて、次の一口、ねだるひとしな。
それからセンマイ。
上等な店だときれいに洗って真っ白にする。それを塩ダレで上品にということになるけど、ここではそのまま。灰色をした姿はいささかグロテスク。
けれど真っ白なセンマイはムチムチねっとり。けれど洗わぬ灰色センマイはザクザクとした歯切れ感が痛快でまるで別物。甘辛の味噌ダレくぐらせザクザク食べる。

酒のお供においしい焼肉はご飯のお供にもピッタリの味。ビビンパだとかクッパもある。ありはするけどこういう店では単純に「飯」。タレまみれにした肉をパクリと食べて、ご飯をもりもり食べるとシアワセ。
そこにキムチと韓国海苔。
ココのキムチはかなり独特。にんにくまみれにした白菜に塩を刻んだ赤唐辛子。そして寝かせて仕上げたキムチ。酸っぱくはなくニンニク味の白菜の漬物食べてるみたいな感じ。ところがあとから赤唐辛子の辛味がおいかけやってくる。しかも時折、奥歯に赤唐辛子があたって潰れる。ビリリと辛くて、なるほどこれもキムチ的。ご飯のお供に赤だしをのむ。これが不思議なほどにおいしい。どっしりとした出汁に濃厚赤味噌。うまくてしかも酸味が後口スッキリさせる。向こうの空が真っ暗になり、そろそろ雨のふりはじめ。

 

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