2017年最初の外食、南昌飯店

今年になってはじめての外食を夜にすることにする。
できることならチェーン店でなく、近所のお店。
お店に入った途端に「今年もよろしく」って言ってもらえる馴染みのお店で、今年最初の外食を…、と、それで南昌飯店にくる。
実は年末年始休まずずっとやっていた。
年中休まぬ気軽なお店。
それをわかってか近所の人たちが次々お店にやってくる。
オフィスはお休み。建ち並ぶマンションの住人たちも大部分が里帰り。外から見てもほとんどの部屋が真っ暗で街もひっそり。けれどお店の中は明るくニギヤカ。お店に入って、元気なおかぁさんが「今年もよろしく、ありがとうね」と大きな声で言ってくれるのがなによりゴチソウ。テーブルに座ってビールの大ジョッキ。カチンとジョッキをキスさせるようにぶつけて頂きます…、と、乾杯をして料理を食べる。

野菜を食べたい。
豆苗の炒め物をたのんであげると、おかぁさんが喜ぶから、まずは豆苗。

…、とお願いしたら、なんと今日は売り切れという。
青梗菜もないのよぉ…、と。おかぁさんが熱心に売り込んだ成果でござろう(笑)。
明日来てくれればあるんだけどねと、言われはするけど流石に2日続けて来ることもなく、ならばと今日のおすすめのメニューの中から一品。「カリフラワーと豚肉の炒め物」というのをたのむ。

カリフラワーのボリボリ壊れる食感が好きなんですネ。
ブロッコリーよりカリフラワーの方が塊感が強くて、しかも調味料や他の素材との相性が良い。
その食感を活かすように大きな塊のままでオイスターソース味に仕上げたカリフラワーがおいしく、野菜を食べてるんだ…、と気持ちが高まる。
とは言え案外、豚肉の割合が多くて調子に乗ってカリフラワーを食べてると途中から豚肉のオイスターソース炒めのようになっちゃうところに得したような、損したような感じで笑う。

もう一品は鶏とカシューナッツの炒め物。酉年の今年であります。
酉といえば「とりこめる」という言葉にちなんで「酉の市」なんて縁起かつぎのお祭りがあるほど。そんな酉年に鶏肉とりこみ商売繁盛…、と洒落て味わう。カシューナッツがクシャッと潰れてとろける感じがオゴチソウ。

それにしてもお店はたちまち満席で、何組かのお客様が入れず帰ってしまうほど。
おかぁさんも珍しくお店の中を小走りしながら料理を届ける。
厨房の中もあたふたしているのでありましょう。
ピーマンなんて大きくザックリ切られてて、盛り付けなんかもちょっととっちらかった感じ。
まぁ、それも勢い。
熱々で、味付けしっかり。悪くない。

かにチャーハンをたのんで分けます。
比較的、キッパリとした強い味付けの料理が多いこの店で、チャーハンだけが少々薄味。パラパラとしたご飯のしっかり焼けた状態。玉子もしっかり熱が入ってふっくらしていて、その感触はかなり上等。
他の料理と一緒に食べて美味しいように出来ているのに違いなく、それで鶏とカシューナッツの炒め物をのっけて一緒にパクリと食べる。炒めた鶏肉のふっくら感やナッツの潰れる食感が引き立ちご飯もおいしく感じる。

それから焼きそば。海鮮あんかけ焼きそばという、名前は中国料理のようで、けれどこれがほぼ完璧に長崎皿うどんの細麺であるというのが、ほほえましくってオキニイリ。
鶏がらスープにイカゲソ、エビにアサリの風味がしっかり入って塩もバチッと決まってる。もやしにキャベツ、ニラにネギ。きくらげにカニと具材は豊富。細切りにしたナルトが入っているのがナルト好きには応えられない仕上がりで、最初はバリバリしていた麺が、ユックリとろけて、最後はあんかけスープのようになってく味の変化がまたオゴチソウ。
お腹しっかり満たされて、今年もよろしくお願いします…、ってお辞儀で帰った。風呂にする。

 

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