麻辣王豆腐は麻婆豆腐のあばたぬき…?

ちょっと涼しい水曜日。明日からまた暑くなるというので、それでひさしぶりに辛いもの食べ、汗を出しておきましょう…、と。新宿にある「麻辣王豆腐」という店に来ました。
オキニイリの沖縄料理の食堂近く。飲食店の集まるビルの3階にある。ビルの前を通るたびに、2階に餃子屋、その上に四川料理のお店となかなかこってりとしたテナント構成って気になっていた。
しかも「麻婆豆腐」ではなく「麻辣王豆腐」です。「王」の文字が燦然と輝いているようにさえ思えてびっくり。しかも「四川料理達人の店」ともあって、本当はこんなところにあるべき店じゃないんじゃないかと思っていたのを今日確かめる。
エレベーターの無いビルの三階。
お店に入ると開店直後でボクが最初のお客様。気のいいショートパンツのおじさんが厨房の中からでてきて氷をタップリ入れたお水のグラスが届く。

名物という麻辣王豆腐の定食たのんで、それに加えて担々麺のハーフサイズを追加でたのむ。
まずやってきたのは担々麺で、ズルンとひと口すする。
びっくりしました。サッポロ一番みそラーメンに辛味と胡麻の風味をくわえたような味わい。麺はおそらく乾麺でスープの中で煮込んで戻したものでしょうから袋麺と似ていて当然。味噌をベースに味を整えているからサッポロ一番的でこれまた当然で、実はサッポロ一番が大好きだからこれも好き。
具材はもやし。砕いたナッツに肉味噌で、その肉味噌に混じった中国スパイスの香りと風味で食べてるうちにどんどん担々麺のように思えてくるのがたのしい。オモシロイ。

で、麻辣王豆腐の登場です。
麻婆豆腐のように見えます。
けれどほとんどひき肉が入らず、木綿豆腐とラー油に中華スパイス、花山椒で味が整い出来上がっている。
ほぼ豆腐で出来た料理で、かなり独特。
麻婆の由来は「あばただらけのばぁさんが作る豆腐」というモノで、でもこの麻辣王豆腐はあばた…、つまり挽き肉抜きの豆腐というコトなんでしょう。
几帳面に切り分けられた木綿豆腐がフルンと潰れる。豆腐自体の旨味や風味が口に広がり、そこに辛味としびれがまじる。
辛い。けれど耐え難いほど辛いわけじゃなく、しびれる感じもほどよくて食べ続けるとどんどんおいしくなっていく。体が芯からあったまる感じもうれしい。オキニイリ。

ところでこれを食べ始めてから、仕事の電話がかかってきた。すぐに出なくちゃいけない電話で、1分ほどもお店の外にでて話したでしょうか…、戻ってきたらテーブルの上にご飯がなかった。
あれっ、て思ったらお店の人が新しい熱々のご飯の入った茶碗をもってきて「ご飯が冷めるともったいないなと思いまして」って。なんてステキな気配りでしょう。そんなサービスをしてくれそうには思えぬ雰囲気だったからなおさらウレシク、ニッコリしました。
ご飯の上にご飯をのせて一緒に食べると豆腐がとろける感じがたのしい。豆腐の上にのっかった辛いソースをご飯にのせて混ぜ食べるのがおいしくってご飯をパクパク。担々麺にも豆腐をのせたり、麻婆豆腐の器に残ったソースを全部ぶち込み食べる。汗をしっかりかきました。

 

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