麻婆豆腐の焼きそばに〆のコーヒーフロート
昼に峨眉山。なんだか無性に来たくなった。
中華料理でランチにしよう…、ってそう思うと頭に浮かんだのが木蘭、南昌飯店、そしてここ。
どこもそおれぞれ個性的で使い勝手がいいのは南昌飯店だったけど、今はランチをやってない。
今日は辛いのが食べたいね…、ってなるとここ一択。
とはいえ辛いものがそれほど得意じゃなかったタナカくんは定食が五目あんかけ焼きそばをたのんで食べてた。
麻婆豆腐で有名な店。ボクがたのむとひと口食べては、「これで茶碗一杯のご飯が食べられる」って言っていた。
肉と豆腐、ほんの少しのネギでできてて、野菜不足なるんじゃない?っていうから、豆腐は大豆でできているから野菜の料理って言って食べてた。いい思い出です。2年ほど前から定番になった麻婆豆腐焼きそばが今一番のオキニイリ。ここの麻婆豆腐は豆腐を崩して仕上げるタイプ。麻婆豆腐がソースのようのふるまうところがおいしいの。
大きなお皿からあふれるほどのボリューム感。お皿の真ん中に麺を丸めて山を作って、そこに麻婆豆腐を流して仕上げる。箸を入れ麺をくるんとひっくり返すと、蓄えられた蒸気がボワっと噴き出してくる。
蒸した麺をたっぷりの油で焼いて仕上げた細麺。ところどころが揚がったように焦げていて、噛むとパリポリ壊れてく。
それ以外の麺はザクザク歯切れて軽快。口の中をにぎわすゴチソウ。
麻婆豆腐はぽってりなめらか。豆腐は細かくこわれて餡と一体化してるから麺とのからみが格段に良い。粗めの豚の挽肉がかなりたっぷり入ってて、中華風のミートソースのごとき様相。ここの麻婆豆腐はご飯と一緒に食べるより、麺と絡めて食べる方がおいしいようにボクは感じる。
花山椒の使い方が絶妙で、ヒリヒリするけど味覚を失うことなく味をたのしめる。水を飲むと甘くとろけるような喉越しにまたうっとりです。汗をかく。
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食後をのんびりカフェベローチェ。
アイスコーヒーフロートにする。
ドトールコーヒーでヨーグルンがはじまっていて、それにしようか迷ったけれど、昔のヨーグルンに比べてなめらかじゃなくなった。
それに長居するのが申し訳ない小さなお店。
だから大箱のカフェベローチェを選んだ次第。
ここのコーヒーフロートはほどよいおいしさ。
ソフトクリームがとびきりおいしいわけでなく、アイスコーヒーも味わいほどほど。酸味より苦味が勝った味わいが、ソフトクリームと一緒になるとおいしくなるのがいい感じ。
それにしてもいつものごとく優雅な姿。ドレスの裾のドレープみたいなゆるやかなシワ。うねるように氷の上に乗っかって、渦巻く先が巻毛のようにソフトクリーム本体に垂れ下がっている姿がなんとも愛らしい。
白くてミルクの匂いがそんなに強くない。乳脂肪分が少ないのかなぁ…、軽くてさわやか。
だから氷にあたったところがシャリシャリ氷、シャーベット状になっていく。それをスプーンですくって食べると、口から喉が涼しくなってく。それが好き。
ステンレス製のバースプーンが付いてくるのがまたうれしい。
プラスティックのスプーンではソフトクリームのなめらかさを邪魔してどうにも粋じゃない。ストローは使わずグラスに口つけ飲んでくと、溶けたソフトクリームがアイスコーヒーに徐々に混じって、ブラックコーヒーからコーヒー牛乳にうつろう味のグラデーションをたのしめるのがボクは好き。










コーヒーフロートうまいよなー
僕も長いスプーン好きやわ
さすらいのサムライさん
家でフロートをたのしむためにわざわざ買ったりもしました…、ロングスプーン。
喫茶店ごっこができるのがいいですね。