ガパオライスにグリーンカレーにグランスタ

東京駅の商業施設のグランスタ。
コロナ前の拡張工事でびっくりするほど大きくなった。拡張部分は駅の中のショッピングセンターみたいな設え。駅の中にいることを忘れてしまうほどの様相が、ちょっと威張った感じでちと苦手。
拡張工事以前の施設はコンコースに面していかにも駅ナカって感じがするのが心地よく、例えばマンゴツリーのお店は入り口脇の物販コーナーが屋台っぽい雰囲気を醸し出しててボクは好き。
よし、今日は辛いものを食べてやろうとイートインに陣取った。
ガパオライスがメインの店で、開業当初は本当にガパオライスが数種類あるだけだった。それから徐々にメニューは増えて、カレーやフォーも提供するようになったけれどもやっぱりガパオが料理のメイン。

鳥のガパオライスにグリーンカレーのハーフポーションがついてるセットを選んでたのむ。
香り豊かなジャスミンライス。
鶏ひき肉と野菜のそぼろがたっぷりかかって上にポテンと目玉焼き。
多めの油で揚げるようにして仕上げられてて、白身の縁が黄金色のフリルのようにチリチリ縮れて焼けている。
黄身は半熟。崩すととろりとこぼれだし、ジャスミンライスを黄金色に変えていくのにうっとりします。
ガパオは辛い。赤唐辛子のどっしりとした辛味に突き刺すような青唐辛子の辛味が混じって、一口目からヒーハーしてくる。それを卵の黄身の甘みがなだめてくれる。よき組み合わせ。

ボウルの中にはグリーンカレー。ハーフサイズだからさすがに量は控えめだけどガパオ以上に辛くて汗かく。しかも辛さがヒリヒリしていて、カレーを食べてガパオを食べると辛かったはずのガパオをおいしく感じてしまうほど。
食べ進めると頭の天辺から汗が噴き出しダラダラ額を伝って目を塩辛くする。
辛い料理にはいろんな辛さの種類があって、韓国料理のどっしりとしたうねるような辛さに、インド料理の華やかで煌びやかな辛さに比べてタイ料理の辛さは直接的でとても鮮やか。そういえば長い間メキシコ料理を食べてない。スカンと抜けた青空みたいな爽やかなメキシコ料理の辛さがボクを呼んでるような気がします。

 

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それにしても「グランスタ」。
ほぼ半分ちかくが休業中で、特に地下のフロアーなんてまるで廃墟のような静かな状況。そもそも人が歩いてないんだから、店を開けてもしょうがない。
インバウンド狙いということもあったのでしょう…、コロナ以前の東京駅は調子に乗ってるなぁと思うほどに積極的な投資を行い飲食店をバカみたいに増やしていった。
コロナ以前でも大繁盛というわけにはいかないほどのオーバーストア状態で、そこにコロナが輪をかけて悲惨な状況。
バブルというのは景気が過熱することじゃなく、漠然とした期待に対して資金が簡単についちゃってどうやって返せばいいのか誰も責任がもてなくなってしまうこと。インバウンド景気は立派なバブルで今はそれが壊れた状態。東京駅以外にもそういう施設が沢山あって、これから本当にどうなっちゃうんだろうって思う。おそろしい。

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