食べ放題じゃない焼肉店に必要なコト…。

昼、試食の仕事。岐阜柳津の「ドラゴンミート」という焼肉の店。
今年の夏に開業した。
今、郊外型の焼肉店のブームはオーダーバイキング。
定額制で食べ放題というのが、失敗したくないお客様のシビアな気持ちにマッチして、そのシステムのお店は増えてる。
オーダーバイキングという名前でお洒落で新しいように装ってるけど、ぶっちゃけそれは「食べ放題」。
どんな食べ放題でも「食べ負けしちゃう」というお客様がいるのもたしか。シニアの人たち。女性客。小さな子供連れのお客様と、少なからぬ人たちが「食べ放題じゃない焼肉店」を探しているに違いないと、食べ放題じゃない焼肉のしかも大型店としてスタートした。

開業当初。問い合わせの電話の向こうで「そちらは食べ放題の店ですか?」とおそるおそる聞いてくる人が多くて、そのたび、あぁ、やっぱり食べ放題が人気なのかと思って「いいえ」と答えると、「あぁ、よかった。そういう店を探してたんです」と予約成立…、ってことが結構多かった。
まだまだそれは少数派の意見なのかもしれないけれど、多分、未来の市場なんだろうな…、なんて思う。
ただ食べ放題という魅力はさすがに格別で、それより魅力的ななにかを発見しなくちゃ未来のドアは開かない。それで試行錯誤の繰り返し。

ランチの一番人気の商品。
「ドラゴンミックス」って定食をためす。
カルビに豚バラ、鳥もも肉に上ミノ、とんちゃん。
ご飯に赤出汁、サラダバーがついて1280円。
サラリーマンランチとしては少々上等で、焼肉店で腹いっぱいになる値段としてはほどよい感じ。
肉にはタレをもみこんでいて、そのタレがちょっと独特。醤油ベースで甘味控えめ。焼くとこんがり香ばしく焦げてくれるこの地方、独特のタレで特にシニアのお客様から人気だという。
チェーンストアと戦うために一番効果的なのは「地域の味」で戦うこと。醤油や味噌と言った地域に根差した調味料は優秀な武器ということなのでありましょう。

ご飯のお供が卵スープでなく、味噌汁でもなく赤出汁というのも地域ならでは。出汁が効いてて味わい濃厚。ご飯おかわり自由というのもはらぺこくんにはありがたいとこ。
ロースランチが1480円。木箱の中にドライアイスをいれ、蓋を開けると中から煙が流れ出してくる玉手箱など、工夫もたのしい。
ただなによりいいなと思うのが、おいしく焼けるように調整されたタレがご飯にぴったりあうとこ。これからの季節のキラーコンテンツにともつ鍋作って試食をし、ソフトクリームで〆にしました。腹一杯。

 

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