風邪っぴきにてRuPaulにハマる56歳(笑)

asandサンドイッチを作ってはじめる土曜日の朝。

まだまだちょっと熱っぽく、ぼんやり、ゆったり。
時間はタップリあるので手間かけ、とびきりのサンドイッチを作ることにする。
エビを茹でます。
小さなエビを塩ゆでし、レモンを搾って風味をつける。

玉子も茹でてスルンと殻剥く。
白身と黄身をわけて白身だけ細かく刻む。
刻んだところに塩胡椒。軽く揉んで休ませる。水気がちょっと出てきてそれを搾ってそこにマヨネーズ。
ディルの葉っぱを刻んでまぜてポッテリさせたらパンに塗りこむ。

パンはアンデルセンのイギリスパン。
賢いトースターで片面だけを1分半焼く。サクサクさせるのが目的じゃなく小麦の香りを引き出すためのトーストで、焼けたら休ませ玉子の白身のマヨネーズ和えをポッテリのっけた。
黄身を潰して面したところにスライスアボカド。
若干固めのアボカドで熱い買いやすくてキレイにスライスできてうれしい。茹でたエビを重ねてケチャップ、ぷちゅっと少々。
パンで蓋してザックリ切って出来上がり。

噛むと最初にカサッと軽く焼けた食パンが歯切れて散らかる。卵サラダがトロリとろけて、アボカドと一緒になってく。
エビのムチュムチュした食感が玉子、アボカドのとろけ感で引き立ってお腹がやさしく満たされる。
今日は一日、のんびりしましょう…、まったりと。

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金曜日の朝はゲホゲホ、喉風邪だった。それが徐々に鼻をグズグズさせたと思ったら体の節々が痛くなって、こりゃ本格的な風邪のはじまり?
食べられるものを食べて休もうとサルバトーレのデリバリーをとる。
無性にピザが食べたくなって、茄子とチーズ、モルタデッラをタップリのっけたピザをたのんでムシャムシャ食べる。こんがり焦げた生地がザックリ。噛めばとろけていくのがたのしく、トマトやチーズも食欲さそう。オレガノパウダーと赤唐辛子の粉をタップリふりかけて、お腹の中から汗かくたくらみ。

salアーティチョークの酢漬けを混ぜたサラダをとったら、ドレッシングがアンチョビガーリック風味のオリーブオイルドレッシングでこれがおいしく食欲が出る。

仔牛のカツレツ。
薄く叩いて肉の繊維をボロボロにして、パルミジャーノを混ぜたパン粉をがっしりつける。オリーブオイルで揚げると風味も軽やかで、パン粉と肉の一体感をたのしく味わう。
ニョッキやサラミのフリットにフライドポテトと揚げ物まみれ。疲れた体に揚げ物がきく(笑)。

風邪のひきかけのとき不思議と食べたくなるのがクリーム系のポタージュスープ。
お粥でもなくうどんでもなく、なぜだか不思議にクリーム系。
中でも心底食べたくなるのが、キャンベルスープのブラウンマッシュルームスープ。
ちょうど買い置きがあって、ミルクで割ってコトコト煮込む。味をみたらいつもよりもちょっと味が薄く感じる。
熱で舌がちょっと馬鹿になっているのでしょう…、これからおそらく汗をかくから塩と胡椒をほどこし味を強めにきめる。
レードルでスープをすくってもちあげ注ぐ。何度もそれをくりかえすうちに、お鍋の中がポッテリしてきておいしい香りがやってくる。
マッシュルームの香りと旨み。お腹が芯から温まりよく眠れそう…、休みます。

ところでこういうときには家でのんびりテレビを見るのが一番で、それも「観る」のではなく「見る」程度の番組が都合よい。途中で寝ても惜しくない程度のほどよい番組。それでNetflixで配信されてる「Rupaul’s All Star Drag Race」なる番組を見た。

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ルポールといえば有名なドラァグクイーン。彼が審査員長となり、ドラァグクイーンの中のクイーンを選びましょうというオーディション番組。こういうキワモノには手を出すまいと思っていたのだけど、非常事態にはこれもいいかと見たらばこれが結構たのしい掟無用のオカマ魂爆裂で、いじわるなること神のごとく、涙もろいこと嵐のごとく。自分を信ずること山のごとき大胆にして自由な発想。眠るに眠れず見入ってしまう。
それにしてもルポール。番組中、メーク無しで出てくるんだけどこれが立派なおじさんで、そのおじさんがメーク一つでこんなになるんだ…、と思うとホラー以上のおそろしさ。女性を見る目も変わります(笑)。
人が生きていくとは滑稽なコト。その滑稽を凝縮させた存在がドラァグクイーンだとしたら、これもひとつの人生ドラマ。ちょっとハマってしまいます。

コメント

  1. ぽんた

    ルポールのドラッグレース、私も好きです!出演するおネエさんがたの強すぎる個性と、美に対する意識の高さに魅せられて、休日の夜中などについついまとめ見してしまいます。あと、審査員として出演してるミシェル・ヴィサージも好きです!

    • サカキシンイチロウ

      ぽんたさん
      ミシェル・ヴィサージは果たして女性なんだろうか、ドラァグなんだろうかと、いつも不思議に思いながら観ておりました(笑)。
      オネェさんたち。果たして仲がいいのか悪いのか、まるでわからぬ気まぐれ具合が見どころですよね。まだまだ先は長いようで、ワクワクしてます。

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